おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
甘酒は腸活・美容に効果抜群
『飲む点滴』とも呼ばれる甘酒は、その名のとおり栄養価が高く、腸活や美容にとても効果的な飲み物です。
甘酒には大きく分けて『米麹甘酒』と『酒粕甘酒』がありますが、この記事ではアルコールや砂糖を使わない『米麹甘酒』に注目し、炊飯器を使った簡単な作り方と5つの嬉しい効果をお伝えします。
甘酒の5つの健康・美容効果
【1】腸内環境の改善
甘酒に含まれる食物繊維とオリゴ糖は、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすことで腸内環境を整えます。便秘の予防や改善にも役立ち、腸活にもピッタリな飲み物です。
【2】美肌効果・アンチエイジング効果
ビタミンB群が豊富な甘酒は、血行と代謝を促進し、肌荒れやくすみを改善します。
麹菌に含まれる酵素の抗酸化作用により、シミやシワなどの肌トラブルを予防し、体全体のアンチエイジング効果も期待できますよ。
【3】疲労回復効果
甘酒の主成分であるブドウ糖は、エネルギー源として素早く体に吸収され、疲労回復をサポートします。さらに、ビタミンB群や、必須アミノ酸全9種類が含まれており、日々の疲れを和らげてくれます。
【4】ダイエットをサポート
甘酒に含まれるブドウ糖は、消化を助け血糖値を上げる働きがあり、満腹中枢が刺激されるため、少しの量でも満足感を得られます。甘みがあるので、ダイエット中でも間食したいときにおすすめ。空腹感を和らげてくれますよ。
【5】ストレス軽減・リラックス効果
甘酒に含まれるGABA(ギャバ)は、ストレスを軽減しイライラを抑える効果があります。ほんのり甘い味わいで、リラックス効果も抜群です。
簡単!米麹甘酒の作り方と保存方法
炊飯器を使うと、簡単においしい甘酒を作ることができます。私はこのやり方で何度も作っていますが、温度計を使わなくても失敗なく作れますよ。
材料
- お米…1合
- 水…760ml (360mlと400mlに分けて入れます)
- 生の米麹…400g
作り方
【1】お米1合に水360mlを入れて炊飯器で炊く
【2】炊き上がったら炊飯器を保温モードにし、水400mlを混ぜながら加える
【3】生の米麹を400g加えて全体をしっかり混ぜる
【4】炊飯器のフタを開けたまま、厚手の濡れふきんをかける
【5】そのまま8時間保温し、トロトロの状態になったら完成
麹菌は60℃以上になると死滅してしまうため、【2】で水を入れることで温度を60℃以下に保ちます。保温の途中で2~3回混ぜると均一になり、完成度が上がります。そのタイミングでふきんを湿らせると表面の乾燥を防げますよ。
保存方法
完成した甘酒は、冷蔵庫で1週間程度保存できます。食べきれない場合は、小分けにして密封袋に入れ、冷凍保存すれば約1か月保存できますよ。
目的別・効果的な甘酒の飲み方
甘酒を飲むのにおすすめの時間帯を目的別にご紹介します。参考にしてみてくださいね。
- 朝…エネルギー補給・腸活サポート
- 昼…ストレス軽減・気分転換・疲労回復
- 夜…リラックス効果・安眠サポート
ダイエット中の方は、朝や昼に主食や間食と置き換えて飲むのもおすすめです。
温めて飲むとより甘味が引き立ち、満足感やリラックス効果がさらに高まりますよ。
また、甘酒の適切な摂取量は1日100ml~200mlです。栄養価が高くカロリーも高めなので、飲みすぎには注意してくださいね。
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まとめ
甘酒は市販品も便利ですが、手作りの甘酒はフレッシュで格別なおいしさです。栄養価が高く、腸活や美容に加え、ストレス軽減やリラックス効果も期待できる万能ドリンクです。ぜひ、安心安全な手作りの甘酒を、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。