おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』について、簡単に取り入れられる方法をご紹介しています。
聞いたことありますか?「腸のゴールデンタイム」
『腸のゴールデンタイム』とは、腸内環境を整える働きが最も活発になる時間帯のこと。一般的には、夜10時から深夜2時と言われています。
この時間帯は、副交感神経が優位になるため、腸の働きが高まり、細胞の修復や栄養の吸収がスムーズに進みます。この『腸のゴールデンタイム』に合わせて夜の腸活を行うことで、朝を気持ちよくスタートできますよ。
今回は、夜に取り入れたい腸活の方法を3つご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
夜に取り入れたい「腸活」習慣3つ
【1】夕食に発酵食品を取り入れる
発酵食品は腸内の善玉菌を活性化し、消化を助け、免疫力を高める働きがあるとされています。夕食におすすめなのは、納豆やヨーグルト。これらは善玉菌のエサになるだけでなく、腸内を弱酸性保つことで悪玉菌の増殖を防ぎます。また、お味噌汁は温かく体をリラックスさせ、夕食にぴったりです。
発酵食品を夕食に取り入れることで、『腸のゴールデンタイム』を活かし、翌朝の腸内環境が整いやすくなりますよ。
夕食は寝る3時間前には済ませるのがおすすめ。睡眠中の消化をスムーズするためにも、量は控えめにし、消化しやすい内容を意識するとさらに良いですね。
【2】湯船にゆっくり浸かる
気温が下がっていくこれからの季節、冷えは腸の動きを低下させてしまいます。お風呂で体を温めて腸の活動をしっかりサポートしましょう。
38度くらいのぬるめのお湯に10~15分ゆったり浸かるのが効果的です。体が温まりリラックスすると、副交感神経の働きが高まって腸の動きも促進されます。好きな香りの入浴剤を使うとリラックス効果が深まり、心も体も癒されますよ。
ただし、熱いお湯に長時間入るのは避けましょう。体が疲れてしまい、腸の働きが低下する原因になるので、湯温や時間に気をつけてくださいね。
もし、シャワーだけになってしまう時は、おなかに「の」の字を描くように優しくシャワーマッサージすると、温まって腸の血流が良くなりますよ。
【3】質の良い睡眠を十分にとる
良質な睡眠をしっかりとることは、腸内環境を整えるための重要なステップです。浅い睡眠や睡眠不足では、自律神経が乱れて腸内環境も悪くなってしまいます。
寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンから離れ、意識的にリラックスする時間を作りましょう。
読書や軽いストレッチ、深呼吸などは副交感神経を活発にして、心を落ち着かせる効果があります。リラックスすることで腸の調子も整いやすくなるので、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
また、腸内環境を整えるには、6~7時間の睡眠が理想とされています。毎晩同じ時間に寝ることを心がけると、体内のリズムが整い、腸もスムーズに働きやすくなりますよ。
腸にもメンタルにも!「朝のウォーキング」に期待できる効果3つ
朝ウォーキングを行うことで、全身の血行が良くなり、腸のぜんどう運動が促進されます。その結果、便通が良くなり、便秘予防や改善につながります。
まとめ
夜の腸活を習慣にして、『腸のゴールデンタイム』を最大限に活用してみましょう。きっと、翌朝スッキリと気持ちよくスタートさせられますよ!
ぜひできることから取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日をお過ごしください。