おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。
今回のテーマは『自分らしく生きるためのコツ』。「内観」をすることで幸せな人生を作るヒントをお届けします
ちょっと意識を変えることで、さらに充実した人生を送れるかもしれません。自分らしい生き方をしたい方や、いまの人生に悩んでいる方、ぜひ参考にしてください。
人生を豊かにする『内観』って?
『内観』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。『内観』には仏教用語としての意味と心理学用語としての意味があります。
前者は『内省を通して自己の仏性などを観じること』、後者は『自己の心の状態を自身で観察すること』ですが、今回お伝えするのは後者のほう。
自分の心を客観的に自分で観ることで、視野が広がっていきます。
生きる上で視野が広がると人間関係における問題や、今まではもやもやとしていた様々な悩みなども自分で解決できるようになったり、またストレスが軽減したり、何より自分の本音を知ることができて未来に向けての歓びが増して人生の豊かさにも繋がるようになります。
今よりさらに素晴らしい人生を目指すために。次項では『内観』の具体的なやり方、ポイントをお伝えします。
自分らしい生き方が叶う!『内観』のやり方3ステップ
【ステップ1】自己の内側を観る
内観のステップは
- 自己の内側を観る
- 気づきを得る
- 不要なものを手放す
になります。
わたしたちは日々、様々な場面に出会い、それに伴い心の状態も瞬時に変化することもあり、一日の中で無数の感情と向き合っています。そんな中でもネガティブな感情に包まれてしまう時にやっていただきたいのが、内観です。
例えば、『なんだか不安な気持ちになっている』時。その『不安な気持ち』を俯瞰して、すこし離れたところから自分の感情を見つめるように意識してみましょう。まるで、他人の感情を眺めているように。
主観的になってしまいがちなネガティブな感情を、客観的にしばらく観察してみましょう。
【ステップ2】気づきを得る
次のステップが『自己を観る』ことでの気づきになります。
ステップ1でお伝えしたように客観的に自己の心をしばらく眺めていると、自分がその感情になった理由や原因が観えてくるようになります。
『過去に似たような経験をしたからわたしは今不安を覚えているのかもしれない』
もしくは
『この課題が上手くできなかったら怒られるかもしれないという思いから不安になっているのかもしれない』
などのように、自分が何故『不安』になっているのかが観えるようになれば、それが『気づき』の一つです。
そうして『気づき』を得たら、その状態も、同じようにしばらく眺めてみてください。
【ステップ3】不要なものを手放す
『気づき』を得たら、最後に不要な感情を手放します。
ステップ2で自分の心の状態と、何故その感情が湧いているのかがわかったら、その感情を持ち続けるか、手放すかを選択しましょう。
不安や恐れなどといったネガティブな感情は、その問題のほとんどが『今』にではなく『過去』や『未来』にあるものです。わたしたちは過ぎてしまった過去やまだ訪れていない未来に後悔や不安などといったネガティブな思考を抱きやすいのです。
しかし、それをいくら考えても問題解決にはなりません。そうであれば、過去や未来に心を持っていかれることをやめて、『今』できることに集中することが感情に振り回されない理想の状態になります。
意識したいのは、『今』に集中することです。今抱えている感情が過去や未来からの囚われだと気づいたら、それを掃き掃除するように、自分の心から外へ送り出してみましょう。
それが『手放し』です。
自分にとってネガティブで支配されている感情は、この3ステップを繰り返して手放しましょう。
このステップは、一度行ったら終わりではありません。度となく襲ってくるネガティブな感情であれば、都度このステップを行ってください。何度も繰り返していくことで、心にどんどん変化が起こるのを感じるようになります。

自分の人生が好きになる!「自己肯定感」を上げるヒント3つ
最後に1つ。ネガティブな感情が『悪』、というわけではありません。俯瞰して、感情の深掘りをして、自分にとって不要な感情があれば手放すことが大切なことです。
『内観』を通して、みなさまの人生がますます素晴らしいものになることを心から願っています。
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。