おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
秋に食欲が増す理由は?
9月中旬になり、日が短くなったのを感じますよね。
秋は日照時間が急に少なくなるため、食欲を抑える「セロトニン」の分泌量が減って食欲が増すと言われています。
また、猛暑で低下しがちだった食欲も回復し、旬のおいしい食材も豊富にそろうので、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
そこで今回は、「食欲の秋」には特に気をつけたい、基本の食べ方5選をお伝えします。
太りにくく、腸にも優しい食べ方なので、ぜひ日々の食事で心がけてみてくださいね。
気をつけたい!基本の食べ方5選
【1】食べる順番に気をつける

食事をする時に、最初に食べるものを意識していますか?
好きなものから食べる方や、順番は意識せずに食べる方も多いかもしれません。
まず最初に食べたいのは、味噌汁やスープなどの温かい汁物。消化管を温めて消化吸収を促してくれますよ。
その次に野菜や海藻など、発酵性食物繊維を食べると、糖や脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。
発酵性食物繊維についてはこちらの記事で紹介しています。参考にしてみてくださいね。

美腸のための新常識!「発酵性食物繊維」について知っておきたいポイント3つ
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【2】よく噛んでから飲み込む
ひと口ごとに、しっかり噛むことを心がけていますか?
噛む回数が増えると唾液がたくさん分泌され、その中の消化酵素によって消化が進みます。
食べ物が細かく砕かれることで、胃腸での消化吸収の負担も和らぎますよ。
また、満腹感を得やすくなるため、食べ過ぎ防止にも役立ちます。
さらに、味をじっくり感じられるようになったり、咀嚼によって顔まわりの筋肉が鍛えられ、表情も豊かになるといった嬉しい効果も期待できますよ。
【3】飲み込んでから次の食材を口に運ぶ

友人と食事をしていると、次々と口に食べ物を運び、あっという間に食べ終える人が多いように感じます。
特に忙しい毎日を送っている方は、早く食べることが習慣になってしまいがちですよね。
ですが、早食いは満腹感を得にくく、太る原因にもなってしまいます。
口の中のものをしっかり噛んで飲み込み、それから次の一口を入れることを意識すると、自然と早食いの防止になりますよ。
【4】食事中の水分補給は、口の中をうるおす程度に

食事中に水分をとり過ぎると、胃酸が薄まって消化に時間がかかり、胃に負担がかかってしまいます。
また、水分で食べ物を流し込んでしまうため、十分に噛むことができない原因にもなってしまいます。
お味噌汁やスープがある場合は、水分補給は口の中をうるおす程度の量で十分です。
汁物がない場合には、コップ1杯(250ml)程度にしておくのがおすすめです。
【5】姿勢よく食べる
悪い姿勢で食事をすると、内臓が圧迫されてしまい、胃腸の働きが悪くなり食べ物の消化がうまく進まなくなってしまう可能性があります。
背筋を伸ばし、椅子に座る場合は両足をしっかりと床につけて座りましょう。
正しい姿勢を保つことで、腸を支えるおなか周りの筋肉も鍛えられます。
腸の働きを整えるためにも姿勢はとても大切ですよ。
まとめ

食欲の増すこれからの季節に、ぜひこの食べ方を意識してみてくださいね。
ちょっとした食べ方の工夫で、太りにくくなり、胃腸の負担を減らせますよ。
旬の味覚を楽しみながら、健やかに秋を過ごしましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日をお過ごしください。

