連休明けこそ!生活リズムをキープするためにやりたいこと2つ

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第11回:連休こそチャンス!自分のリズムを立て直そう(後編)

バランスのイメージ

おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも

「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」

「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」

「突然できた自由時間を持て余してしまう」

…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方を紹介します。

前回の記事では、ゴールデンウィークに、新生活で乱れたリズムを調整するヒントについて紹介しました。

後編の今回は、連休明けも良いリズムをキープするためにおすすめの行動を2つ紹介します。

生活リズムを取り戻すヒントをおさらい

朝目覚めた女性

前回の記事では、新生活が忙しくて体内時計の周期と地球の24時間の周期との間のずれを修正することができない状態が続くと、眠気や頭痛・倦怠感・食欲不振などの身体的な不調が現れることがあるとお知らせしました。

そこで、体内リズムを整える朝・夜の習慣として、朝は「太陽電池エネルギーチャージ法」、夜は「良かったファイブ」を紹介しました。

【1】朝の習慣:簡単で効果絶大!太陽電池エネルギーチャージ法

  • 朝起きたら外に出て、朝日に向かって立つ(ベランダや川辺など、見晴らしのよいところだとさらに効果的)
  • 目を閉じて、自分があたかも太陽電池になったように、足元から徐々に太陽エネルギーがぐんぐん身体に入ってくるようイメージする
  • 頭のてっぺんまで太陽のエネルギーが身体に充填された、と感じたら終了

【2】夜の習慣:良い目覚めは良い夜から!「よかったファイブ」を数えよう

眠る前に今日一日を振り返り、良かったことを5つ数えてみましょう。ノートや手帳を使ってもいいですし、寝る前にベッドで思い浮かべるだけでも効果があります。

この2つはすぐにできて即効性があるのでオススメです!まずは、連休の間だけでも続けてみましょう。

良い習慣だと実感できたら、連休明けも続けていきたいもの。今回は、そのヒントを2つご紹介します。

【1】朝と夜の習慣を「手帳」に書き込もう

コーヒーと手帳

連休に続けた行動がしっかり習慣化するまで、手帳に毎日「ToDoリスト」として書くようにしましょう。

例えば、前回紹介した「太陽電池エネルギーチャージ法」と「良かったファイブ」の2つも毎日手帳に書き込みます。できたら花まるをつけたり、赤線で消してみたりして、「できた!」を実際に手を動かして味わうことをおすすめします。

太陽を浴びる、よかったことを数える、などは、普段はささいなことで書くまでもない…と思ってしまうかもしれませんが、こういったちょっとしたことでも書き出して「できた!」を喜ぶことができると、習慣化が加速していきますよ。

【2】マイルールを決めよう

付箋

4月から始まった新生活で知らず知らずのうちにストレスが溜まったり、仕事がたくさんありすぎて気になって夜眠れなくなったりした方は、責任感が強い方が多いはず。

相手の気持ちに配慮しすぎて、自分を後回しにしていくと、どんどん疲れは溜まってしまいます。思い当たる方は、ゴールデンウィークに「マイルール」を作ってみましょう。

マイルールとは、以前の記事( しっかり眠れば早起きできる!「早寝マイルール」で残業ゼロを目指そう )でも紹介した方法です。

  • 仕事が終わらない
  • 同居している家族の生活パターンに影響される
  • 家族と一緒についダラダラしちゃう

…など、自分以外の人が関わってくると生活リズムの調整は難しいものです。いろいろ迷うことはあるかもしれませんが、まずは「えいや!」と、一旦「こういうときは、こうする」と自分の中でルール化し、連休明けはそれに従って行動しましょう。あとで不都合があったらルールを変えても大丈夫ですよ。

具体的には、例えば仕事なら、以下のようなルールはいかがでしょうか。

  • 返事が必要なものやアンケートなどは後回しにしない
  • 仕事の単位を、時間割のように「1時間1ブロック」で考えていく
  • メールやSlack返信は、定型文を登録してみよう
  • 子育て世代は「月曜の午前中と金曜日はノーミーティング」
  • 資料を見直す回数は3回まで
  • ミーティングは、予定をかためて入れる

マイルールをサクサク進めると、「どうしよう、困った!」と迷う頻度がきっと減りますよ。

***

以上、ゆっくりできるゴールデンウィークにおすすめ!生活リズムの整え方から定着の仕方までを解説しました。良いゴールデンウィークをお過ごしください♪

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆前編「連休中に生活リズムを立て直す!朝と夜のおすすめ習慣2つ」 >> https://asajikan.jp/article/247345

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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