連休中に生活リズムを立て直す!朝と夜のおすすめ習慣2つ

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第11回:連休こそチャンス!自分のリズムを立て直そう(前編)

マグカップ

おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも

「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」

「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」

「突然できた自由時間を持て余してしまう」

…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方をご紹介しています。

第11回目の今回は、ゴールデンウィークに生活リズムを立て直す!「週末朝活」のヒントをテーマにお届けします。

ゴールデンウィークは新生活の疲れを癒やすベストタイミング

癒やしイメージ

先日、朝活コミュニティ朝キャリメンバーと話していて、「実は春が苦手」という方が意外と多いことを知りました。春は変化が多く、今までのリズムがくずれたり、新しいことが始まるため、それがストレスでちょっとユウウツになってしまうとのこと。

私の場合、新生活が始まると思うとワクワクするタイプなので、そういう視点が新鮮でした。確かに言われてみれば、慣れ親しんだことを変えなければいけないと思うと、変化を好まない方にとってはかなりのストレスになるかもしれません。

ゴールデンウィークは、「4月からの新生活、新しい環境に慣れなきゃ!」と気を張っていた方には、疲れを癒やすベストタイミングです。

そこで今日は、時間がたっぷりあるゴールデンウィークに心身リズムを整えるおすすめの方法について解説します。

体内リズム、乱れてない?

時計

「体内時計」という言葉は聞いたことがある方は多いと思います。でも、体内時計が実は24 時間ではないことは、意外と知られていないかもしれません。

地球の自転の周期は24 時間ですが、体内時計の周期は、24時間よりも若干長く、だいたい+1時間、つまり25時間くらいだそうです。(短い方も少数ながらいるそうです)

この1時間のズレを調整するためには、太陽の光がとても重要です。網膜を通じて目から入る「明るい」「暗い」の情報が体内時計に伝達することで、地球のリズムと体のリズムをあわせることができるようになります。

厚生労働省によると、この、体内時計の周期と地球の24時間の周期との間のずれを修正することができない状態が続くと、眠気や頭痛・倦怠感・食欲不振などの身体的な不調が現れることもあるそうです(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット概日リズム睡眠障害」)

4月の新生活で、緊張感をもった生活を続けているうちに知らず知らずに寝るのが遅くなっていたり、朝起きることができなくなっていたりした場合は、まずは体内リズムをリセットするところから始めてみてはいかがでしょうか。

生活リズムを立て直す!「朝と夜の過ごし方」

窓辺

生活リズムを立て直すため朝と夜の過ごし方を、ひとつずつ紹介します。

【朝に取り入れたい習慣】簡単!「太陽電池エネルギーチャージ法」

以前の記事( 早起きが続く!朝を「嬉しい・楽しい・気持ちいい」で満たすヒント3つ )で紹介した「太陽電池エネルギーチャージ法」は、すぐできて効果絶大の体内リズムリセット方法!

  • 朝起きたら外に出て、朝日に向かって立つ(ベランダや川辺など、見晴らしのよいところだとさらに効果的)
  • 目を閉じて、自分があたかも太陽電池になったように、足元から徐々に太陽エネルギーがぐんぐん身体に入ってくるようイメージする
  • 頭のてっぺんまで太陽のエネルギーが身体に充填された、と感じたら終了

太陽の力で元気が満たされる気分になれます。

【夜に取り入れたい習慣】良い目覚めは良い夜から!「よかったファイブ」を数えよう

ノートを書く

日々のあれこれを反省や後悔で振り返ると、なかなか寝付けない方も多いでしょう。新しいことにチャレンジしているんだから、いろいろ間違えたり失敗するのは当たり前。スッキリ切り替えて次にいきたいものですね。

そうはいってもなかなか切り替えられない…そんな方には、以前の記事( クヨクヨ体質をリセット!就寝前の「良かったファイブ」ノート術 )でもご紹介した「良かったファイブ」を寝る前に実践するのがオススメです。

ノートを使ってもよいですし、寝る前にベッドで思い浮かべるだけでも効果がありますよ。

眠る前に今日一日を振り返り、良かったことを5つ数えてみましょう。1つ〜3つだと割とカンタンに良かったことを挙げられます。なんとか絞り出し、5つ数えるのがポイント!

無理やりでも良いことを考えよう!と思うと、大変なことの中に隠れている良かったことを数える思考回路が育ってきます。

***

以上、4月に乱れた生活リズムを、時間がある連休に整えるヒントについてご紹介しました。

明日公開予定の後編では、整った生活リズムをゴールデンウィーク明けもキープするためのコツをご紹介します!

☆本連載は毎月1日・2日に公開します。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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