「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
最終回:やりたいこと、やるべきことを取捨選択して集中する方法(後編)
おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
前回の記事( やりたいことがありすぎる!取捨選択して集中する方法 )では、「やりたいこと(Want)がありすぎる」ときに、どの順番から進めるとスムーズかについて解説しました。
後編の今回は、2つめのコツである「やりたくないけど、やらなきゃいけないこと(Have to)がありすぎるとき、やらなきゃいけないことを時短する方法」について紹介します。
前回のおさらい
時間がない!を分解すると、
【1】やりたいこと(Want)がありすぎる
【2】やりたくないけど、やらなきゃいけないこと(Have to)がありすぎる
の2つに分けられます。前回の記事( やりたいことがありすぎて時間が足りない!「取捨選択」するための秘訣 )では、【1】やりたいこと(Want)がありすぎる問題を解決するために、「好きで、得意で、勝てる」を見つける「ストーカー分析」について紹介しました。
今回は、やりたくないけど、やらなきゃいけないこと(Have to)をどう時短するかを詳しくみていきましょう。
日々の習慣とくっつけて時短してみよう
やりたくないけど、将来のことを思うと今やっておかないといけないことは多くありますよね。そういうタスクを行うときは、日々続けている習慣とくっつけて時短してみることをおすすめします。
例えば私の場合、運動・美容習慣を定着したほうがいいと思いつつ、面倒くさくてなかなか定着できなかったときがありました。
そこで、次のようなルール化をしたところ、無理なく続けられるようになりました。
- Apple Watchで「立ちましょう」とアラートがなったら、顔をシュッとする表情筋トレーニングをする
- 休憩時間に動画を視聴するときは、同時に腹筋をする
このように、習慣になってるものとくっつけてみると、意外と進むようになります。
スマホを触ったら「ついでにコレ」をしよう
また、普段ついスマホを触る習慣がある方が多いですよね。(私もそうです)
ついなんとなくスマホを触る際、触るついでに何か「Have to」で進めたいことをくっつけてみることもおすすめです。
例えば、寝る前のSNSのチェックや投稿が習慣になっている場合。習慣をやめるのではなく「SNSの前にはコレをする!」と決めるのです。以下の例を参考にして、組み合わせを考えてみてください。
語学を勉強している場合
- 電車移動中は、暗記タイム or 英語ラジオ視聴タイム
- 寝る前のSNSの前には、必ず熟語◯個暗記して寝る
ブログやSNSなどのアウトプットの場合
- SNSを見る前に、自分の気になるキーワードを検索して、情報収集する(例:片づけを仕事にしている場合は「片付け できない」で検索してテーマ探しなど)
- 書くテーマやアイデアが湧いたら、自分にメモをメールする
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やらなきゃいけないけど、やりたくないことはついつい後回しにしがちです。けれど、後回しにすればするほど、雪だるま式に増えていきます。
- Have to は時短する
- Wantはこじ開ける
を、いつも心にとどめておき、サクサク時短していきましょう!
さて、この連載は今回で終了となります。長い間お読みくださり、ありがとうございました。私が主宰する朝活コミュニティ「朝キャリ」のメンバーによるコラム連は今後も隔週で火曜日に更新しますので、ぜひご覧ください。
☆前編:やりたいことがありすぎて時間が足りない!「取捨選択」するための秘訣
(編集部より)本ブログは今回が最終回です。池田千恵さんにはこの連載で約2年近く、自分時間の作り方や朝時間の活用法、目標を達成するためのヒントなどを毎月ご紹介いただきました。どの考え方も納得感があり、編集部のスタッフもよく「明日朝がんばってみようかな」とやる気をもらうような記事がたくさんありました。池田さん、長きにわたり本当にありがとうございました!(※バックナンバーはこちら )