2023年後半は“やめる”を始める!「やめることリスト」のメリット

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第12回:“やめる”を始める!「やめることリスト」のメリットと作り方(前編)

ノート

おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも

「忙しくて自分の時間がなかなかとれない

「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」

「突然できた自由時間を持て余してしまう」

…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方をご紹介しています。

第12回目の今回は、1年の折返しに始めたい「やめることリスト」のメリットと作り方をテーマにお届けします。

もう折り返し!年初の目標を見直してみよう

本

2023年もあと少しで折り返し。年初に掲げた目標の進み具合は、いかがですか?

年末年始に「やりたいことリスト」を書いている方は、見直してみてどのくらい進んでいるか見てみるのもいいですね。

さて、以前の記事「早起きも夜ふかしもやめられない…お悩み解決のヒント」で、早起きしたい人は「あれもこれも族」さんが多いとお伝えしました。

「あれもこれも族」さんとは、スケジュールをツメツメにして、いろんなことを進めたい人たちです。詰め込んだスケジュールを自分の工夫でクリアしていくことが好きなんですよね。

サクサクスケジュールをこなせるときはいいのですが、忙しくて余裕がなくなると、積み残しがどんどんたまり焦ってしまったり、やろうとしていたことができない自分って、ダメだ…と落ち込んだりすることも。

「どうせできないなら、やりたいことリストを書くのはやめようかな…」

1年の前半を振り返って、こんな気持ちを持ってしまった方。2023年後半は、「やりたいことリスト」に加えて「やめることリスト」を書いてみませんか?

「やめることリスト」のメリット

ノートを書く

あれもこれもしたい!と思っているとき、頭の中がいろんなことでいっぱいになっていて、整理がつかない状態になっている場合があります。

そんなときは、「やめることリスト」を作ってみてください。やめることリストには、次のような効果があります。

【1】ストレスが減る!

モヤモヤしていたけどやめられなかった無駄な活動をやめることでストレスが減ります。

【2】集中力アップ!

やめることが決まると、残した重要なことに集中できるようになります。

【3】自分を知ることができる!

自分が何に時間を費やしているのか、何が本当に大切なのかを見つけることができます。

「やめる」ためのコツって?

コーヒー、クリップなど

そうはいっても、やめることを決めるのって難しいですよね。どれもやりたいことだし、やめたくはない…そんな気持ちも分かります。やめたらやめたで「やめなきゃよかった」と後悔したくないもの。

そこで、「やめることリスト」を決めるためのコツを4つ紹介します。全部やらなくてもOK。この4つからひとつだけ、選んで試してみてください。

【1】やりたい!を間引く

2023年後半でやりたいことを、とにかく全部頭の中から出し切ってから、「これだけはゼッタイにやる!」を選びとり、残りをやめる方法です。

【2】やりたいことのためには何をやめるかを書く

2023年後半でやりたいことを書き出したあと、それを実現するためには、何をやめればいいか?を書く方法です。

【3】やめるを「あり方」「やり方」に分ける

やめることを「あり方」=抽象的な概念、「やり方」=それを実現するための具体策を書く方法です。

【4】「絶対嫌だ」リストをつくる

本当に嫌だ!こんなの絶対嫌だ! を書き出す方法です。

ノートを書く

以上、「やめるリスト」のメリットと、「やめる」を決めるコツについてご紹介しました。

明日公開予定の後編では、今日紹介した「やめる」を決める4つの方法をさらに詳しく解説します!

☆本連載は毎月1日・2日に公開します。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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