「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
第21回:仕事もプライベートも「ガントチャート」で整う!(後編)
おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
前回の記事(仕事もプライベートも両方整う!ガントチャートを作ろう)では、ガントチャートとは何か、作成することのメリット、具体的な作り方についてお知らせしました。
後編の今回は、ガントチャートを作ったときにつまずきやすいポイントと解決策について紹介します。
ガントチャートがパンパンで、これ、ホントにやれるの…?と思ったら
私が主宰するコミュニティ「朝キャリ」ではガントチャートをよく作ってもらうのですが、多くの場合、最初はスケジュールがパンパンになってしまいます。
「これ、ホントにやれるの?」と不安になり、せっかくのやる気がしゅんとしぼんでしまうことが多いです。
まずは「パンパンにし過ぎだった」と気づくところからスタートです。がっかりしなくてOK!ここから始めていきましょう。
では、そこからどうやって、したいことを実現するか。ポイントは2つです。
【1】これだけはゼッタイやる!をひとつだけ決める
【2】「ヤマ」をずらして、重ならないようにする
順番に解説します。
【1】これだけはゼッタイやる!をひとつだけ決める
ガントチャートを書いた段階で、パンパンなスケジュールを全部カンペキに終わらせようと思うと、まず「無理!」と自分を否定する気持ちが先にきてしまいます。
いったん書けただけでも「花まる」です。その上で、「これだけはゼッタイやる!」を、ひとつだけでいいので決めましょう。
ひとつでもやり切ることを決めておけば、仮に他のことができなかったとしても、「少なくともゼッタイやると決めたことは終わらせることができた」と、気持ちがだいぶラクになります。
【2】「ヤマ」をずらして、重ならないようにする
次に、「ヤマ」、つまり、プロジェクトのピークとなる部分を同時にしないことが大切です。
たとえば、「資格試験勉強」「PTAの謝恩会」「楽しみにしていた旅行」といった項目があったとすると
- 資格試験の場合は、試験1週間前くらいから当日まで
- PTAの謝恩会の場合は、一週間前くらいから当日、その後の片付けなど含め2日くらい
- 楽しみにしていた旅行の場合は、旅行当日と、その前の3日間くらいの体調管理
といったように、「ここだけははずせないところ」(=ヤマ)が重ならないようにしましょう。
ヤマを同時にしてしまうとかなり忙しくなるし、家族の急な病気や怪我、自分自身の病気などの突然の変更に対応できなくなります。
ヤマを分散させておくだけでも、計画の達成度合いが高まりますよ。
このようにして、したいこと、すべきことを見えるようにしておくと、計画の実現率がアップします♪ぜひ試してみてください。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編:仕事もプライベートも両方整う!ガントチャートを作ろう >> https://asajikan.jp/article/267021