2023年を”できた!”で締めくくるための「計画のたて方」

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第17回:2023年を「できた!」で締めくくるためにしたいこと(前編)

砂時計

おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」「突然できた自由時間を持て余してしまう」…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方をご紹介しています。

第17回目の今回は、2023年を「できた!」で締めくくるためにおすすめしたい「計画のたて方」」をテーマにお届けします。

今年もあと2ヶ月…焦っている方へ

デスク

2023年があと2ヶ月しかないなんて、信じられません。「つい先日まで真夏だったはずなのに…」と焦っている方も多いかもしれません。

この調子だと、まばたきをしているうちに大晦日になってしまいそうですよね。残り2ヶ月、どうしていくかの計画を、今こそ立てておきたいもの!

さて、私は仕事柄、「朝勉強」についての質問を受けることが多く、先日はこんな質問がありました。

朝勉強の質問

勉強の計画を立てても、時間が取れない、疲れてやる気になれないなど、計画倒れになり、また改めて計画を立てて、を繰り返しています。どうすれば少しずつでも勉強を進めていきやすいでしょうか?

勉強に限らず、残りの2ヶ月を有意義に過ごすために計画をたてたい!と思うとき、心がけるべきは次の2つです。

  • 【1】余白を持たせる
  • 【2】昨日できなかった分を2倍やろうとしない

この2つについて、順番に解説します。

計画づくりのコツ【1】余白をもたせる

1日予定通りにいかなかったら全部がダメになってしまうほど予定をキチキチにつめず、余白を作りましょう。8割で御の字です。

たとえば、平日5日間で勉強しようという場合は5日間、同じ量の勉強ができるように計画を立てるのではなく、5日間を4日分でできる計画をたて、金曜日を予備日にする、といった感じです。

計画

そうすれば、仮に火曜日に勉強できなかった場合も、金曜日の予備日をできなかった分に充てられるようになりますので、精神的にも余裕が持てますよね。

計画は、パツパツにしないことがとても大切です。

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計画づくりのコツ【2】昨日できなかった分を2倍やろうとしない

ノートやPC

2つめのポイントは「昨日できなかった分を2倍やろうとしない」ことです。

昨日できなかった分をもう一度、挽回しようと思ってやると、2倍の時間かかりますよね。労力もかかります。

それをやろうと思うだけで、ちょっとげんなりしませんか?「辛いなー」「やりたくないなー」みたいになっちゃいますよね。

先送りしたくなっちゃうし、先送りすると、今度は3倍やる必要があり、もういいや!やーめた!となってしまいます。

ですから、計画したのであれば、計画した日やること「だけ」はやる!と決めましょう。

そうすれば、少なくとも今日の計画は達成したことになりますよね。全然できないよりは、その方が全然マシだと思いませんか?

この方法で「これだけはやる!」を決めると、勢いがでてきてまだ手を付けていない箇所もやる気になってくるので、結果的に前日の分を挽回できることも増えますよ。

***

以上のように、気持ちが楽になるほうに向かって計画を立てるのがすごく大事だと思います。

明日公開予定の後編では、体調不良や突然の予定変更などで予定が狂っても慌てないためのコツについて詳しく紹介します。お楽しみに!

☆本連載は毎月1日・2日に公開します。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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