「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
第17回:2023年を「できた!」で締めくくるためにしたいこと(後編)
おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
前回の記事( 2023年を”できた!”で締めくくるための「計画のたて方」 )では、2023年、残り2ヶ月をしっかり「できた!」と思えるようになる計画のたて方についてお伝えしました。
後編の今回は、体調不良や突然の予定変更などで、急に予定が狂っても慌てないためのコツについて紹介します
今年はもう「1ヶ月しかない」と思って計画を立ててみよう
計画を立てた後、順調に進められているうちはいいのですが…家族や自分の体調不良など、どうしようもない理由で中断することもありますよね。
せっかくいい感じで習慣化していたことも、このような突然のストップがあると「もうやめちゃおうかな」となることもあると思います。
この問題に立ち向かうための一番のポイントは「自分をスーパーマンだと思わないで計画を立てる」ことです。
最後の追い込みで帳尻をあわせて、何かが解決すると思わないようにしましょう。なんとかぎりぎりうまくいったとしても、反省や後悔が残ります。スケジュールにおいては。自分を信用しないことがとても大切です。
「2023年もあと2ヶ月…短い!」と思っていても、実際は体感的にはもっともっと短いです。年末進行や冬休みを加味すると、あと1ヶ月で今年が終わる!と思うスケジュールでもいいくらい。
例えば、締め切りまであと30日あるな、という場合、30日キチキチと計画を立てておくのではなく、実際の稼働日は15日ぐらいだなと思っておきましょう。
そうやって計画を立てておく習慣をいまのうちにつけておけば、突然の体調不良などにも慌てずに済みますよ。
最初からイレギュラーを見越した計画を
2023年はあと1ヶ月!とか、30日を15日で考えよう、というと、厳しい!と思うかもしれませんが、実際そのように考えたほうがのちのちラクです。
多くの方は、上の図のNGパターンで考えます。
30日だとだいたい1ヶ月もあるから、ちょっと余裕だなーみたいな感じでダラダラしちゃうんです。最初の20日ぐらいダラダラして直前で慌てはじめます。
直前で慌ててギリギリの綱渡りの時に限って体調不良になっちゃったりしてダメなパターンになることが多いです。
土日を引いて、実際動ける時間を考えると、30日はなくて、20日だけですよね。そこに割り込み仕事や体調不良の可能性を加味すればマイナス5日間で、実質15日ぐらいだなとわかります。
つまり、15日でできるように最初から計画を立てておけばいいわけです。
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最初は難しいもの。今年2ヶ月で練習してみよう!
まずは、今年の残り2ヶ月で、計画の立て方を練習してみるのはいかがでしょうか。
日々忙しく過ごしているなか、「今年は1ヶ月しかない」前提で予定を立てるのは、なかなか難しいかもしれません。
けれども、今年のうちに余白をもったスケジュール作成にチャレンジしてみると、ぎりぎりで焦ることはなくなります。そうすると、来年はきっと、自分の時間をたっぷり持てるイメージを持てると思いますよ!
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編:2023年を”できた!”で締めくくるための「計画のたて方」 >> https://asajikan.jp/article/259265