「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第18回:やりたいことを全部やるための「朝ノート」って?(後編)
おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。
この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
前編の記事『連休中やりたいことを全部やるなら!「朝ノート」に書きたいこと』( https://asajikan.jp/article/201740 )では、「連休中にやりたいことリスト」の書き方と、Have to=やらなきゃと、Want=やりたいの見極め方について解説しました。
後編では、「連休中にやりたいことリスト」の中でも、「Have to=やらなきゃ」寄りの「やりたいこと」を、どうしたらモチベーション高く実践できるかについて解説します。
「しなきゃ」を「したい!」と、どうしたら思えるか?
まずは「連休中にやりたいことリスト」を書いて、内容を見極める手順をおさらいしましょう。
1. ノートの左に「連休中にやりたいことリスト」を書きます
2. やりたいことの右側に「なんで?」の理由を書きます
3. 「なんで?」の理由がポジティブ寄りならWant、ネガティブ寄りならHave toです
「連休中にやりたいことリスト」のWant(=楽しいこと、心からやりたいこと)だけを全部やる!と決めてしまえば、Wantはラクなので「計画していたのにできなかった….」という事態にはなりません。
とはいえ、将来のためにどうしてもやらなきゃいけないこともありますよね。それがHave to寄りの「やりたい」です。油断すると先にばしにしがちなこのHave toどうしたらWant化できるかを考えてみましょう。
終わった後の気持ちをワクワク想像してみよう!
例えば「仕事の一環で、どうしても資格試験に合格しなきゃいけない。そのためには連休中は勉強しないといけない」という場合を考えてみましょう。
「勉強しないと!」と力が入ってしまうと、つい目先の楽しいことに目を奪われて後回しにしがちです。
そんなときは、資格試験に合格した後に得られる嬉しいことを数えて、Have to→Wantに書き換えてみましょう。例えば「勉強する」「試験に合格する」はHave toですが、それに付随する次のようなものはWantではないでしょうか。
- 努力の成果が目に見えたら楽しい(Want)
- 給料アップさせたい(Want)
- 自分の時間を増やしたい(Want)
- 決済権をもらって自由に仕事がしたい(Want)
- 今後副業でも活用したい!(Want)
目の前の勉強は大変でも、その先を見つめると、実はWantがたくさん見つかることに気づくでしょう。
やりたい、やらなきゃ、と頭では分かっていても気が重くなってしまう…そんなときは、達成後、具体的にどんな良いことがあるかをイメージすると、俄然やる気がでてきます。
そのやる気を味方につけて、Have toを実践することで、連休最終日に「なんだかいつのまに時間が過ぎて消化不良」という事態とはサヨナラできますよ!早速実践してみてくださいね。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編 『連休中やりたいことを全部やるなら!「朝ノート」に書きたいこと』 >> https://asajikan.jp/article/201740