「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの新連載。朝時間を活用して人生を変えた池田さんに語っていただく、朝時間×ノートの使い方、考え方。年齢やキャリアに関係なく、夢を叶えるためのヒントが詰まっています。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第5回:朝ノート×4色ボールペンで1日が驚くほどスムーズに(後編)
おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。この連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
今回は、朝ノート×4色ボールペンの組み合わせで、1日をスムーズに過ごす方法の後半です。
「4色ルール」をおさらい
前編の記事では、ToDoリストを「数」でなく「質」で見るひとつの方法として、次の4色で分けることを提案しました。復習のためにもう一度紹介します。図の数字は人生における優先順位です。
- 緊急でない×重要:種まきの赤
- 緊急×重要:刈り取りの緑
- 緊急×重要でない:間引きの青
- 緊急でない×重要でない:塩漬けの黒
それぞれの意味合いは、前編( https://asajikan.jp/article/182931 )でご紹介しています。
4色の色分け方法を実践してみよう
色分けを活用したToDoリストの書き方。手順は次の2つです。
1) 頭に浮かんだToDoを、洗いざらい頭の外に出し切る
2) (1)を4色に色分けして取り組む
まず、ToDoを頭の中から全部出しきります。この段階で色分けを意識すると記入の勢いが止まってしまうので、まだ色分けはしなくてもOKです(色分けに慣れてくると、この段階で自然に色分けの判断ができるようになります)
黒ペンや鉛筆でひたすらリストアップしてみてください。
その後、それぞれの項目を、全て例外なしに冒頭紹介した4色に色分けしていきます。最初は色分けの判断に苦労するかもしれませんが、最初に「エイ!」と決めることが大切です。下記の図では分かりやすいように文字を色分けしましたが、下線を引いたり○をつければOKです。
私はこの作業を毎朝、プロデュースしている「朝活手帳」に記入しています。このモーニングルーティンのおかげで、スッキリと一日を終えることができています。
色分け習慣で「決めグセ」をつけ、サクサク物事を進めよう!
この4色分けを習慣にすると、「決めグセ」=自分の価値観・好き嫌いを明確化し、瞬時に判断して割り振る力がつきます。
色で優先順位を決めて行動に移すことができると、淡々と、余計な判断を差し挟むことがなく物事が進むので、自分で決めたことを進めている!という充実感を得ることができます。たとえToDoリストが全部消せなくても、落ち込むこともなくなりますよ。
ぜひ一度試してみてくださいね!
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編「やり残しの罪悪感ゼロ!「朝ノート×4色ボールペン」ToDoリスト術」 >> https://asajikan.jp/article/182931