みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第88回目の2品弁当は
- チンゲン菜の巣ごもり卵
- 豚ひき肉のおかか味噌
のレシピをご紹介します。
春から1人暮らしやお弁当生活がはじまった方向けにお届けしている「フライパン1つの2品レシピ」。今回は、チンゲン菜でボリュームを出したヘルシーな巣ごもり卵、包丁のいらない豚ひき肉を焼いて作るおかか味噌をご紹介します。
どちらもとても簡単に作れます◎ぜひお試しください。
フライパン1つだけ!「青梗菜の巣ごもり卵」「豚ひき肉のおかか味噌」2品弁当
1品目 チンゲン菜の巣ごもり卵
(材料)1人分
- チンゲン菜 100g
- にんじん 3cm程度
- 卵 1個
- 塩 適量
- ごま油 小さじ1
(作り方)
- チンゲン菜は、茎の部分は1cm幅程度のそぎきりに、葉は3cm幅程度に切る。にんじんは拍子木切りにする。
- フライパンにごま油を入れて中火で熱し、1を入れて中火で軽く炒め、塩を全体にふる。
- 中央をあけてドーナツ型にして中央に卵を割りいれ、フライパンに蓋をして弱火にする。5分程度加熱したら火を止めて、そのまま余熱で卵に火を通し、卵にも軽く塩をふる。
※フライパンは洗わず、そのま2品目のおかか味噌を作ります
2品目 豚ひき肉のおかか味噌
(材料)1人分
- 豚ひき肉 100g
- 味噌 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- おろししょうが 小さじ1/2
- かつおぶし 小1パック
(作り方)
- フライパンを中火で熱し、豚ひき肉を入れて両面焼いて、味噌、酒、砂糖、おろししょうがを入れて炒める。
※フライパンで作るので、細やかなそぼろにならなくてOKです。そぼろの塊も焼く感じでOK - かつおぶしを入れて混ぜる。
詰め方プロセス
- 今回は、簡単なのっけ弁当に。まずごはんを詰めて海苔を全体にちらす。
- 巣ごもり卵の野菜を下にしく。
- 上に卵の部分をヘラなどで置く。(ヘラを使うときれいに詰められます)
- 空いているところに、豚ひき肉のおかか味噌をつめる。
- 紅しょうがを豚ひき肉に置き、目玉焼きの上に七味をちらす。
※分量外の材料(ごはん1人分、海苔、紅ショウガ、七味・・各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?おかずを作る調理器具がフライパンだけでも、ボリューム満点のお弁当ができます。
今回は、卵料理の中でも、広い面積に詰めることができる!巣ごもり卵を。たっぷり詰められるので、のっけ弁当にしてみました。
巣ごもり卵が塩味だけなので、豚ひき肉のおかか味噌をしっかり味にしています。
豚ひき肉は脂が多い場合がありますが、うまみとしてかつおぶしをからめると、脂がごはんにしみません。脂がとても多い場合は、紙タオルなどで脂を軽くとってから味噌だれをからめてください。
毎日のお弁当作り。心を楽に。フライパン1つで作る「2品弁当」からはじめてみるのはいかがですか?
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!