「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
第21回:仕事もプライベートも「ガントチャート」で整う!(前編)
おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
この連載では「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」「突然できた自由時間を持て余してしまう」…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方をご紹介しています。
第21回めの今回は、仕事もプライベートも両方整う「ガントチャート」の書き方についてお届けします。
「あれもこれも族」の強い味方がガントチャート
朝活が好きな方は、早起きしてまでもやりたいことがたくさんある「あれもこれも族」の方が多いため、次のようなお悩みをよく聞きます。
- たくさん計画を立てるけれど、なかなか思い通りにいかない
- 未来をワクワクイメージするのは好きなんだけど、いざ計画に落とし込むのが難しくて苦労する
そんなときは、「ガントチャート」を使ってすべきことを一覧で見られるようにするのがおすすめです。
ガントチャートを活用すれば、自分の立てた計画がちょうどいいのかパンパンなのか、どこを調整すれば良いのかわかるようになります。
ガントチャートとは?
ガントチャートとは、何を、いつまでにするかを表として視覚化したものです。仕事のプロジェクトの進捗管理で使ったことがある方も多いかもしれませんが、実はプライベートの予定を立てるときにも有効なんです。
例えば朝キャリメンバーのしのさんは、ガントチャートを書くことで、仕事が残業続きの中でもPTA活動やお子さんの中学受験のための準備をしっかり進めることができたそうです。
ガントチャート作成のステップ
ガントチャート作成のステップは大きく2つです。
1) まずはこれからしたいこと、すべきことを全部出しきる(仕事プライベートを含めて)
2) その中から、何を、いつまでにするか整理する
まず、向こう3ヶ月間くらいでしたいこと、すべきことを出し切ります。
ポイントは、「全出しからの、選び取り」。あれもしたい、これもしたい、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、で頭がパンパンになっていると、気ばかり焦ってしまいます。そこでいったん全部、順番や仕事プライベートの区分けなどを関係なく出し切ります。
私の場合は、マインドマップを描くことが多いです。
次に、それらを眺めて、何を、いつまでにするかを、横軸が時間軸、縦軸がやりたいこと、という感じで整理していきます。マインドマップでいうと、太い枝が縦、細い枝が横になります。
こうしていったん視覚的に整理すると、何を、いつまでにするかがひと目でわかるようになりスッキリしますよ!
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明日更新の後編では、ガントチャートを作ったときにつまずきやすいポイントと解決策について紹介します。お楽しみに!
☆本連載は毎月1日・2日に公開します。