「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
(編集部より)朝時間.jpの「SDGsを考える月間」に合わせ、今回特別にSDGsテーマの記事をお届けいただきました。
第3回:朝の自分時間でできるSDGsアクション!(後編)
おはようございます!朝活手帳作者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも、「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」「突然できた自由時間を持て余してしまう」…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方を紹介します。
前回の記事では、朝活習慣を継続することがそのままSDGsアクションにつながること、朝活を持続可能にするためのちょっとしたコツについてお知らせしました。
後編の今回は、朝の自分時間にできるSDGsアクションについて解説します。
【1】心身の健康のために。夜ではなく朝クヨクヨしよう
SDGsの17の目標のひとつに「目標3 すべての人に健康と福祉を」があります。
朝活は、体のリズムが整うことで健康になる習慣ですが、心の健康にも大きく役立ちます。
夜、悩みはじめてしまうと「この世の終わりだ…」と感じるほど落ち込んでしまうようなことってありますよね。
そんなときは、「朝クヨクヨしよう」と決めて、サッサと寝てしまいましょう。悩みを朝にもち越すのです。
その日に起きた問題をひと晩中クヨクヨ思い悩むよりは、さっさと寝てしまって、次の日にもち越すほうがよっぽど生産的だからです。
問題を先送りするのは一般的によくないことだと思われていますが、「戦略的に」先送りならOKのはず。
朝は前向きになれるので、どうしても「クヨクヨ」できないため、同じ悩みでも、寝かすだけで「なんでこんなことで悩んでたのかな?」と不思議に思えてきますよ。
夜のクヨクヨを前向きリセットできるコツについては過去記事『怒りや悲しみ…ネガティブ感情を「朝ノート」できれいサッパリ浄化する方法』も参考にしてみてください。
【2】ちょっとおっくうな勉強も…朝ならスッキリ!
SDGsの17の目標のひとつに「目標4 質の高い教育をみんなに」があります。
資格試験勉強、学びのための読書などの自己投資など、やれば確実に人生が好転する!と分かっているのに、取り掛かるまでがおっくうなことは多いですよね。
勉強や運動や自己投資といった、始めるのにちょっとおっくうなことこそ、習慣化させて朝いちばんにすませてしまうとスッキリします。
ずっと気がかりに思っていて、やらなきゃ、やらなきゃ…と後回しにしていたことを思い切って「えいっ!」と終わらせた結果、あの数日間の気がかりは何だったんだろう、と思えるくらいスッキリしますよ。
先送りせずサッサと終わらせることができると、残りの時間を思いっきり楽しめるうえ、「将来のためになることを朝からできた」と思えて、1日よい気分で過ごせます。
今はオンライン授業のアーカイブも豊富にあるので、視聴時間を気にせずに勉強できますよ。
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「持続可能な開発目標」と聞くと、ちょっと自分の生活から遠いものに感じるかもしれませんが、早寝早起きを続けるだけで、「私は世界のためにSDGsを実行しているんだ!」と思えますよね。今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編「早起きは持続可能!「朝活」を長く続けるコツ」 >> https://asajikan.jp/article/232824