傷み予防、時短ワザ…覚えておくとずっと役立つ「お弁当の必殺テクニック」4つ

 

この春は、在宅ワーク中の自分のために、そして休校で学童に通うお子さんのためにと、例年以上に「お弁当」を作っているという方が多いのではないでしょうか。

今日は、新生活をスタートしたばかりの、自炊&お弁当づくり初心者さんにもおすすめ!おかずを時短で作るコツや、傷みにくいおかずの裏ワザなど、覚えておくと便利な「お弁当のお役立ちテクニック」をご紹介します!

【1】「薄切り肉」で時短&傷み予防!

お弁当のおかずを作る時に注意したいのが、食材にしっかり火を通して加熱すること。暖かくなると気になる細菌の繁殖や食中毒を予防する効果がありますよ。特に、お肉にはしっかり火を入れるようにしましょう。

お弁当のメインに使うことが多いお肉は、薄切りのものを使うのがおすすめ!火が通りやすいので時短で調理できる上、しっかり加熱できて傷みが防げます。前日の残り物を使う場合も、そのまま詰めるのではなく、レンジで一旦熱くなるまで加熱してから、冷まして詰めるようにしましょう。

おすすめレシピ「揚げない唐揚げ」

大さじ1の油でOK!簡単「揚げない唐揚げ」のお弁当  by :料理研究家 かめ代さん

みんなが大好きなお弁当おかず、鶏の唐揚げを揚げずに作る、お手軽レシピ!小さく、薄く切った鶏もも肉を使えば、火が通りやすくなりますよ。少量の油で揚げ焼きすればOKの「揚げない唐揚げ」は、手軽に作れて、お料理初心者さんにもおすすめのレシピです。

(大さじ1の油でOK!簡単「揚げない唐揚げ」のお弁当  by :料理研究家 かめ代さん)

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おすすめレシピ「豚しょうが焼き」

薄切りの豚肉を使ったしょうが焼きは火の通りも早く、しっかり濃いめの味付けは食材の保存性を高めてくれる効果も。醤油やみりんで甘じょっぱく仕上げたお弁当の定番おかずで、ご飯が進むこと間違いなしです!

(半分に折るのがコツ!「豚しょうが焼き」「キャベツのごまポン酢」2品弁当  by :料理研究家 かめ代さん)

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【テクニック2】「底を浮かせて」手早く冷ます!

ご飯やおかずがまだ熱い状態でお弁当のフタを閉めてしまうのは、NG!湯気がこもってお弁当の中の湿度が高くなってしまい、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

お弁当はご飯もおかずも詰めたあと、しっかり冷ましてからフタをしましょう

忙しい朝にお弁当を冷ましたいときに役立つのが、料理研究家 かめ代さんが実践しているちょっとした裏技。割りばしや畳んだペーパーなどの上にお弁当箱を置いて底を浮かせると、下にも空気が通って中身が早く冷めるのだそう!最初に詰めることが多いご飯は、写真のように底を浮かせたお弁当に入れて、冷ましながら他のおかずを準備するとちょうどいいですね◎

【テクニック3】調理法も食材も「水分少なめ」が◎

余分な水分は細菌を繁殖させる原因になるだけでなく、液だれの原因にも。傷みが気になる時期は、水分が出にくい炒めものや揚げ物を、おかずに選びましょう。

野菜の和え物や煮物を入れたい時は、しっかり水気を切ってからお弁当に入れましょう。あるいは、おかか、すりごま、海苔、油揚げなどの水分を吸ってくれる食材を活用するのも◎。水分を吸ってくれるだけでなく、旨味や風味もプラスしてくれますよ♪

おすすめレシピ「ピーマンおかか」

レンチンしたピーマンを醤油とおかかで和えるだけの簡単レシピは、あと1品足りない!という救世主。かつおぶしが醤油をしっかり吸って、旨味たっぷりの衣のような役割をしてくれます。

(肉も魚もない朝に!「ちくわのかば焼き丼」「ピーマンおかか」の2品弁当  by :料理研究家 かめ代さん)

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おすすめレシピ「小松菜のごま和え」

水分の多い葉物野菜はしっかり水を切ってから、調味料とすりごまで和えてごま和えにするとお弁当向きのおかずに。野菜の水気をとることで、味がボヤけるのも防いでくれるのでおいしく仕上がりますよ。ほうれん草でアレンジしても◎

(小松菜となめたけごま和え☆お弁当にも♪  by :kaana57さん)

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【テクニック4】カラフル野菜で彩りアップ♪

お弁当作りでやっぱり大事にしたいのは、見た目のキレイさ。おいしいだけでなく目にも鮮やかなお弁当は、食が進みやすくなるだけでなく、ランチタイムをもっとわくわく楽しいものにしてくれるはず。

簡単に彩りをアップさせたいなら、野菜の色味を活かしたおかずを詰め込んでみましょう。お弁当をカラフルにしてくれるだけでなく、栄養価もアップ!

おすすめレシピ「キャベツ入り卵焼き」

お弁当にあると嬉しいのが卵焼き!でも、専用の卵焼き器を使って、少しずつ卵液を流して、くるくる巻きながら焼き上げる…というのは結構手間がかかりますよね。

慌ただしい朝の時間には、レンジでできるお手軽卵焼きを活用しましょう!キャベツの千切りを加えることで彩りとボリュームがアップします♪

(忙しい朝でも作れる!めんつゆで簡単「レンジ卵焼き」【作り置き可】  by :五十嵐ゆかりさん)

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おすすめレシピ「にんじんのきんぴら」

鮮やかなオレンジ色がキレイなにんじんを使ったきんぴらは、ちょっとしたスキマに詰めるのに重宝するお役立ちおかず♪白だしを使って味付けすることで調味料が少なく済むだけでなく、見た目もキレイに仕上がるのだそう。

白だしがない場合は、顆粒のだしや塩で味付けしてみてくださいね。

(簡単弁当用おかず♪白だしで人参きんぴら  by :あぼさん)

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お弁当の必殺テクニックとおすすめレシピ、いかがでしたか?

お弁当を作る時には、おかずの作り方、選び方だけでなく

  • 調理前によく手を洗う
  • 清潔なお弁当箱を使う
  • 素手ではなく箸やスプーンを使って詰める

など、衛生面に配慮することも忘れずに♪必殺テクニックを味方につけて、毎日のお弁当をもっとラクに、おいしく楽しみましょう☆

 

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