おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
秋バテの方が増えています

ここ最近、朝晩の寒暖差や気圧の変化で「なんとなく不調…」という声が増えています。
今年は猛暑が長く続いたぶん、夏の疲れが残ったまま秋を迎えた方も多いのではないでしょうか。
そんな季節の変わり目の“秋バテ”は、腸の不調とも深く関係しています。
今回は、心も体もスッキリ整える秋バテ解消法を3つご紹介します。
心も体もスッキリ!秋バテ解消法3選
【1】腸に効く「発酵性食物繊維」をとる

腸内環境が乱れると、全身の不調につながります。
猛暑のダメージを受けた腸を元気にするには、「発酵性食物繊維」を意識的にとることがポイント。
とくに、大腸の奥まで届く“穀物由来”の発酵性食物繊維が効果的です。腸のバリア機能を高め、体の内側から不調を防ぎます。
☆おすすめはもち麦や小麦ブラン
もち麦をごはんに混ぜると、プチプチとした食感で満足感がアップします。糖の吸収もゆるやかになり、ダイエットにも効果的です。
小麦ブランは、小麦の外皮(ふすま)のことで、食物繊維だけでなく、ビタミン、ミネラルも豊富。シリアルなどで気軽に取り入れられますよ。
【2】 軽い運動で“積極的休息”を

体がだるいと、体を動かすことが億劫になりがちですよね。
でも、そんな時こそ軽い運動でリセットするのがおすすめです。
☆積極的休息(アクティブレスト)とは?
疲れを感じた時に、完全に体を休ませるのではなく、軽い運動で疲労を回復させる方法を積極的休息(アクティブレスト)といいます。
軽く体を動かすと、血行が良くなり、こり固まった筋肉がほぐれ、心身のリフレッシュにもつながります。
おすすめの運動は、ウォーキング、ストレッチ、ヨガなどですが、仕事の合間に体を伸ばしたり、入浴中にマッサージをするだけでも効果がありますよ。
無理のない範囲で、できることから始めてみてくださいね。
【3】リラックスする時間を持つ

秋は気温差や気圧の変化、日照時間の減少で、自律神経のバランスを崩しやすい季節です。
だるさや疲労感、気分の落ち込みなど、メンタルの不調も起きやすくなります。
そんな時は、意識的にリラックスできる時間を作って心と体をいたわりましょう。
☆おすすめのリラックス法
◆好きな香りのアロマを楽しむ
香りは嗅覚を通じて直接脳に届くため、思考より先に心や体に働きかけてリラックスへと導きます。
ラベンダーはストレスを感じている時に。心を落ち着かせ、穏やかな気持ちにしてくれます。
ベルガモットは鎮静やリフレッシュの作用があり、心を前向きに整えてくれますよ。
◆心地よく感じる音楽を聴く
音楽は「楽しい」「心地よい」といった感情を自然に引き出してくれるもの。
副交感神経を高めてリラックスしやすのは、テンポが一定で音域の幅が狭い音楽といわれています。
心地よいと感じる音楽を流して、ほっとできる時間を過ごしてみて下さいね。
まとめ

秋は過ごしやすく、食べ物もおいしい季節です。でもその一方で“秋バテ”のような不調も感じやすい時期です。
腸を整え、軽く体を動かし、リラックスできる時間を持つこと、ぜひ意識してみてくださいね。秋の不調をぐっと軽くすることができますよ。
季節の変わり目を、心身ともに健やかに過ごしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。

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