朝の空気が少しひんやりして、空が澄んでくる季節。そんな秋こそ、体を目覚めさせる「ウォーキング」を始めるのにぴったりです。
朝に歩くと血流がよくなり、頭がすっきりして気分も前向きに。とはいえ、「続けるのは難しそう」「三日坊主になりそう」と感じる方も多いのでは?
今回は、朝のウォーキングを習慣にしている3人の方の実例をご紹介。無理なく続けられるコツや、心と体の変化など、リアルな体験談から“秋の朝ウォーキング”を楽しむヒントを見つけましょう♪
【1】吉日スタートがカギ!「継続4年半」の秘密
朝キャリメンバーの島津七与さんは、なんと4年半も朝ウォーキングを休まず続けています。

「継続力すごいね」と言われることも多いそうですが、実は自分では“飽きっぽいタイプ”だと感じているのだとか。そんな彼女が続けられた理由は、3つの小さな工夫にあります。
- 【1】「スタートの日」を意識すること
最初に歩き始めた日は、偶然にも“天赦日”と“一粒万倍日”が重なる開運日。以来、あえて縁起の良い日に新しい習慣を始めるようになったそうです。 - 【2】「仲間」と続けること
励まし合う仲間がいることで、自然とモチベーションが上がります。 - 【3】「好きなこと」と組み合わせること
七与さんにとって、歩くよりも“おしゃべり”が好き。だからこそ、友人との会話とセットで続けられるのだとか。
明日も続けたいと思える工夫が満載。こんなふうに楽しみながら朝を充実させたいですね!
(参考:続かない私が「4年半毎日」休まずウォーキングを継続できた3つの理由)
【2】歩くだけで変わった!「睡眠」と「食欲」が整う朝習慣
朝時間アンバサダーのマキさんは、出勤するご主人を見送ったあと、反対方向の海へ向かって歩くのが日課。お気に入りの音楽を聴きながら、速足で1時間半ほど歩いています。
もともとは体力に自信がなく、駅まで自転車やバスを使い、疲れた日はタクシーを利用することもあったそう。
そんな生活を変えるきっかけになったのは、自然治癒セラピストの「現代人は圧倒的に運動量が足りない。不調を改善するには“歩くこと”がいちばん」という言葉でした。

歩き続けるうちに、体の変化を実感。1番変わったのは、「睡眠の質」と「いい感じの食欲」なんだとか。
朝の光や風、緑の香りを感じながら歩いていると、心が落ち着いてリセットされるような感覚に。夜型から朝型の生活に自然と変わり、体も心もすっきりと整っていったそうです。
「今日も歩いてみよう」…そんな小さな気持ちが、1日を心地よく変えてくれるかもしれませんね。
(参考:カラダが変わった!「朝のウォーキング」が私にくれたものとは)
【3】朝散歩で“心を整える”時間を
朝時間.jpの連載「早寝早起きで人生無敵!5時こーじの朝活マイルール」でもおなじみの、5時こーじさんにとって、朝の散歩は“心を整えるリセットタイム”。
運動というよりも、1日の思考をゆるめ、穏やかに整えるための習慣です。
社会の中で過ごしていると、知らないうちに“心の位置”が少しずつズレてしまうことがあります。
そんなときこそ、スマホを置いて静かな朝の街を歩く。風や光、足音、鳥の声…小さな音や景色に意識を向けると、自然と気持ちが澄んでいくといいます。

まずは1週間だけ試してみるのもおすすめです。モヤモヤが薄れ、思考がすっと整理されて、1日が軽やかに始まる感覚に出会えるはず。
歩くことは、心のメンテナンスにもなる“最高の朝習慣”ですね!
(参考:歩くだけで悩みが消える!?毎日をリセットする「朝散歩」のすすめ)

歩くだけでこんなに変わる!「朝のウォーキング」のメリットを実感する3人の実例
動が苦手な方でも取り入れやすく、爽やかな朝にぴったりな「ウォーキング」。ただの有酸素運動にとどまらず、ダイエットや気分のリフレッシュ、体力向上など、さまざまな効果が期待で…
***
冷たい風に少しずつ秋の深まりを感じるこの季節。
歩く時間は、体を温めるだけでなく、心を整えるひとときでもあります。無理なくできる範囲で、あなたも“秋の朝ウォーク”を始めてみませんか?

