この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!

私は読書が趣味なのですが、子どもが生まれてからは読書の時間を取ることが難しくモヤモヤしていました。
そこで、オーディオブックやニュースの音声配信などの音声コンテンツを耳で聴く「耳読(みみどく)」をするようにしたところ、毎日のルーティンがより充実するようになりました。今回は、そんな私の耳読習慣をご紹介します。
手軽さが魅力!「耳読」のメリット3つ

耳読には次の3つのメリットがあると思います。
【1】準備は1秒
【2】手ぶらでできる
【3】自分の状況に合わせて聴くコンテンツを変えられる
です。具体的に紹介します。
耳読のメリット【1】準備は1秒
スマホのアプリを起動させれば、いつでもどこでも始められます。私は、本の世界に没入できて作業の邪魔にならないワイヤレスイヤホンを接続して聴いています。
耳読のメリット【2】手ぶらでできる
耳読だと、紙で読むのとは違い、目で追ったりページをめくったりしなくてよいので、他の作業と並行して行うことができます。特に朝はルーティンが決まっているので、耳読と相性がよいと思います。私は朝のメイク・ヘアセット時間を耳読に充てています。
耳読のメリット【3】自分の状況に合わせて聴くコンテンツを変えられる
今はたくさんのオーディオ素材が提供されているので、様々なコンテンツを耳からインプットすることができます。私の場合、メイク時間は気合いを入れようと自己啓発本やビジネス書、朝の通勤時間には情報収集のためニュースの音声配信、仕事帰りはご褒美タイムとして小説やエッセイを聴いています。
私が実感した「耳読」の効果

耳読することで得られた効果をご紹介します。
読書量アップ・長編作品もコンプリート
耳読は普段のルーティンと並行して行うことができるので、時間が確保しやすいです。また、耳から情報を入れることで読み直すことが少なく、読むスピードがアップします。私は耳読することで月平均2冊程度のペースで読書が進み、『7つの習慣』や『LIFE SHIFT』といった分厚い本も読了できました。
セルフメンテナンスにつながる
私の場合、疲れているときは、雑談系のポッドキャストを聴いて和んだりしています。つまり、耳読を、心と体を自分で整える「セルフメンテナンス」としても活用しています。
自分の状況によってコンテンツを聴き分けることができるため、いつ・何を聴きたいかを考えることで、自分はどんなふうに時間を使いたいのかを考えるきっかけになりました。
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この耳読習慣、先日『日経ウーマン』2025年9月号の朝活特集でも取材記事が掲載されました!ぜひいつものルーティンに耳読を取り入れて、素敵な作品と出会うチャンスを増やしていただけたら嬉しいです。
RINさんのプロフィール

本業は公務員で、現在朝キャリで学びながらキャリアを模索中。趣味は舞台鑑賞、読書。noteでは、「人生を照らす言葉と出会える場を創りたい」という思いから、心に残った言葉や作品にまつわるプチエッセイなどを投稿。
RINさんのnote https://note.com/rin838/


