おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
秋の味覚「サツマイモ」

9月に入りましたが、今年はまだまだ暑い日が続きそうですね。
そんな中にも少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
秋に食べたい食材と言えば「サツマイモ」。
ホクホク甘いサツマイモには、腸や美容にうれしい成分がたっぷり含まれています。
今回は、「サツマイモごはん」と「ふんわりたまごとなめこのお味噌汁」の朝献立とともに、サツマイモの栄養3選をご紹介します。
サツマイモの腸活・美容効果3選

【1】不溶性食物繊維で便通改善
サツマイモと言えば食物繊維。中でも不溶性食物繊維が豊富で、便のかさ増しをしてくれ、腸の運動を助ける働きがあります。
サツマイモの皮にも食物繊維が豊富。ビタミン・ミネラルも豊富なため、皮ごと食べるのがおすすめですよ。
【2】ビタミンCによる美肌効果
サツマイモにはビタミンCが豊富。ビタミンCは抗酸化作用があり、シミやシワを防ぐ美肌効果や、免疫力をアップさせる効果が期待できます。
ビタミンCは熱に弱い性質がありますが、サツマイモの場合はでんぷんに守られて、蒸したり焼いたりしても壊れにくいのが特徴です。
【3】ダイエット中にもおすすめ
少量でも満足感があり、ごはんやパンより低カロリー。ダイエット中でも罪悪感なく楽しめます。
食べ過ぎには気をつけて!

腸に良いからといって食べ過ぎはNG。便の詰まりやガスが溜まりやすくなることもあります。
水分をしっかりとることを意識しながら、適量をおいしく楽しむのがポイントです。
「サツマイモごはん」と「ふんわり玉子となめこのお味噌汁」の作り方

◆サツマイモごはん
材料
・サツマイモ…2本(約300g)
・お米…3合
・もち麦(あれば)…60g(入れる場合は水を120mlプラスする)
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ1
・塩…小さじ1
・ごま塩(仕上げ用)…適量
作り方
※ごはんは朝炊き上がるよう、夜にセットしておきます。

【1】サツマイモは皮付きのままよく洗い、汚れを落とす
【2】サツマイモを一口大にカットし、ボウルに入れて水洗いする
【3】お米3合を洗い、3合のメモリまで水を入れる。
もち麦を入れる場合は60g+水120mlを追加
【4】酒・みりん・塩を加えて軽く混ぜる
【5】水気を切ったサツマイモをのせ、炊飯器で予約
◆ふんわり玉子となめこのお味噌汁
作り方
・たまご…1個
・なめこ…1パック(約100g)
・白ネギ…1本
・水…600ml
・顆粒だし…小さじ1
・味噌…大さじ2~2.5
作り方
※朝は味噌汁を5分で調理

【1】なめこを水洗いし、白ネギを食べやすくカットする。
【2】鍋に水、顆粒だし、【1】を入れ中火で加熱。沸騰したら火を弱めて味噌を溶く。
【3】強火にして溶き卵をゆっくり回し入れ、すぐ火を止める
※円を描くようにゆっくり混ぜるとふんわり仕上がります
【4】炊き上がったごはんを混ぜ、茶碗に盛ってごま塩をふる

献立のうれしいポイント
- 夜にごはんを仕込み、朝は味噌汁を作るだけの簡単献立
- たまごの味噌汁で良質なたんぱく質・ビタミン・ミネラルがしっかり摂れる
- なめこは水溶性食物繊維が豊富。便を柔らかくし、排出をスムーズにする効果があります!
- サツマイモの甘さとふんわりたまごで朝から心も満たされますよ。
まとめ

秋の味覚のサツマイモごはん、腸にも美容にも嬉しい効果がたくさんです!
ほくほく甘い香りに包まれながら、朝を迎えられるのも癒されますよ。
ふんわりたまごのお味噌汁と一緒に食べると、きっと心も体も満たされる朝食に。
サツマイモがおいしくなるこれからの季節、ひと足先に秋を感じてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。

