デスクワークやスマホの使いすぎで、肩や首がガチガチに固まりやすい上半身。そのまま放置すると、血行不良を引き起こし、疲れやすくなったり、頭痛の原因になることもあります。
そこで今回は、肩甲骨周りをほぐして整える「簡単ストレッチ」を3つをご紹介。習慣化することで血流が改善し、軽やかな体を手に入れることができるかもしれません。無理なく続けて理想のコンディションを目指しましょう!
スッキリ華奢な肩周りをつくる「ショルダー・エクステンション」
冬は特に寒さで肩や背中が丸まってしまいがち。肩甲骨をしっかりと動かす「ショルダー・エクステンション」で、スッキリ華奢な肩周りを手に入れましょう!
1)背筋を伸ばしタオルを背中の後ろで持つ(息を吸って準備)
2)息を吐きながら肩甲骨を中央へ寄せ、両腕を後ろへのばす
3)息を吸いながら元の位置へ
4)(1)~(3)の流れを1セットとして、20~30セット、1分くらいおこなう
背筋を伸ばし、呼吸を意識しながら美しい姿勢でチャレンジしましょう。
辛い動きがないので運動が苦手な方にもおすすめです。続けることで小顔効果も得られるそうですよ。
肩甲骨グルグル!「ダルい上半身」がスッキリ整うストレッチ
首や肩、背中のダル重さが気になる方におすすめなのが、肩甲骨をグルグル動かすストレッチ。
肩甲骨は首や肩、腕の筋肉とつながっているため、ほぐすことで上半身全体のこりを和らげる効果が期待できます。さっそく試してみましょう!
1)床にひざをつき、体の前で両方のひじを曲げ、それぞれを手で軽くつかむ
2)【息を吸いながら】腕を右側にスライドさせていき、頭の上に持ち上げる
3)【息を吐きながら】腕は体の左側を通って、体の前に下ろす
呼吸に合わせて右回り5回、左回り5回を目安におこなうと効果的です。慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
繰り返すうちに上半身がポカポカしてきます。朝におこなうとスッキリと目が覚めそうですね。
(参考:肩甲骨グルグル!夏の朝の「ダルい上半身」がスッキリ整うストレッチ)
ガッチガチの「肩甲骨」周りがほぐれるストレッチ
背中を丸めた姿勢が続くと、肩甲骨が広がり肩が内側に入り血流が悪化し、こりの原因になります。座った姿勢でおこなうストレッチでほぐしてきましょう。
1)あぐらの姿勢からスタート!左脚は斜め前に伸ばし、右のかかとを恥骨に引き寄せる(骨盤を立てて背筋を伸ばすとgood)
2)左手を脚の内側につき、【息を吸いながら】右腕を真上に伸ばす
【息を吐きながら】腕を前からうしろに大きくまわす ※この動きを5~10回ほど繰り返す
3)2の姿勢に戻り、右手は後頭部に添え左手は左脚の外側につく
【息を吸いながら】右の肩甲骨を中央に寄せるように、ひじをうしろに引く
4)【息を吐きながら】上体を左脚のほうに向けて倒す
手の重さを使って頭を下に向け、首のうしろから背中を丸くする ※(3)~(4)の動きを、呼吸に合わせて5~10回繰り返す
反対側も同様におこないましょう。
肩甲骨周りの筋肉を意識しつつ、伸ばしている脚のかかとを前に突き出すと効果アップ。同時に脚の背面もストレッチできます。
続けることで体の柔軟性もあがりそうですよね。呼吸を意識することもお忘れなく!
(参考:【お正月モードから切り替え!】ガッチガチの「肩甲骨」まわりがほぐれるストレッチ)

スッキリ気持ちいい!「肩こり解消」ヨガ・エクササイズ5選
忙しい日が続くと、運動したり、ゆっくりお風呂につかる時間が取れなくなり、気がつくと血行不良で肩や背中がガチガチに…なんてこと、ありますよね。今回は、そんな肩こりや上半身の…
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肩こりや猫背改善につながる簡単ストレッチをご紹介しました。
肩甲骨周りは意識的に動かさないと、こりや疲れがどんどん溜まってしまいます。習慣にしてスッキリ軽やかな体を目指しましょう♪