肩こり解消と代謝アップ効果が期待できるのが「肩甲骨ストレッチ」!
肩甲骨周りの筋肉をほぐし、血流を良くすることで肩こりを改善させ、また肩甲骨周りの「褐色脂肪細胞」を活性化させることで代謝を上げ、痩せやすい体にしてくれると言われています。
今日は、朝やスキマ時間に実践したい!肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチを3つご紹介します。
【1】深い呼吸でリラックスする「肩甲骨ストレッチ」
ヨガレッスンのウォーミングアップとして使われている肩甲骨ストレッチを、ヨガインストラクターのkayoさんがご紹介してくれました。
肩甲骨をしっかりと動かすことを意識しながら行ってみましょう♪
ヨガのウォーミングアップに使われる「肩甲骨ストレッチ」
1)あぐらなど楽な姿勢で座り、両手を前で組みます。息を吐きながら、背中を丸めておへそを覗きこむようにします。
息を吸って上体を起こし、吐いて後ろで手を組みます。
2)息を吸って腕を伸ばし、気持ちよく胸をひらきます。
(1)と(2)を1セットとして、3~5回ほど繰り返しましょう。
肩は力を抜いた状態で。背中を丸める時には肩甲骨をひらく、胸をひらく時には寄せることをしっかり意識してくださいね♪
吐く息をゆっくり行うことで、深いリラックス効果も得られます。
【2】姿勢も改善!座っても立ったままでもOK「肩甲骨はがし」ストレッチ
「肩甲骨はがし」とは、ストレッチやマッサージなどで、固まってしまった肩甲骨周りの筋肉と筋膜をほぐすこと。
背中や胸、肩周りの筋肉がしっかり動くようになることで、腕の動きがスムーズになったり、肩こりを解消してくれる効果があるのだとか。
また冒頭でもご紹介した通り、肩甲骨周りの「褐色脂肪細胞」を活性化させることで代謝アップも期待できますよ。
座っても立ったままでもOK♪「ブレストオープン・ストレッチ」
1)背筋を伸ばして両手を胸の前へ、息を吸って準備します。
2)息を吐きながら胸を開いて、両手をオープンします。
3)息を吸いながら両手を胸の前へ戻し(1)の姿勢に戻します。
4)息を吐きながら、肘を曲げ肩甲骨を寄せます。
(1)~(4)の動きを1セットとして、ゆっくりした呼吸で10セット繰り返します。
このストレッチは座りながらでも、膝立ちやあぐら、立っていてもOK。
深呼吸をしながら行うと、朝からとっても気持ち良いですよ♪ストレッチ後はうっすら汗をかくほど、体があたたまるはず。
このストレッチを行うと姿勢も良くなり、浅い呼吸も改善できますよ。
(参考:冬太り解消!スキマ時間に超簡単「肩甲骨はがし」ストレッチ♪)
【3】朝のダルさを解消!ひじで大きな円を描く「肩甲骨グルグルストレッチ」
寝ている間は、体を大きく動かすことがあまりないため、筋肉は凝り固まりやすくなります。
起床時にダルさを感じる首や肩~背中をケアするのにも、肩甲骨ストレッチは有効!
肩甲骨は首や肩、腕の筋肉ともつながっているため、ストレッチをすることで上半身の広い範囲にアプローチできるのだとか♪寝起きのダルさも解消してくれますよ。
ひじで大きな円を描くように。「肩甲骨グルグルストレッチ」
1)床にひざをつく。体の前で両方のひじを曲げ、それぞれを手で軽くつかみます。
立ったままの姿勢や、椅子に座った状態でおこなってもOKです。
2)【息を吸いながら】腕を右側にスライドさせていき、頭の上に持ち上げます。
肩甲骨の動きを意識しながら、呼吸に合わせてゆっくりと腕を持ち上げます。
3)【息を吐きながら】腕は体の左側を通って、体の前に下ろしてきます。
呼吸に合わせて、ひじで大きな円を描くようなイメージでおこないます。
右まわり×5回、左まわり×5回を目安に。慣れてきたら回数を増やしてみてくださいね♪
デスクワークの最中や家事の合間など、ちょっとしたスキマ時間にやってみるのもおすすめです。
(参考:肩甲骨グルグル!夏の朝の「ダルい上半身」がスッキリ整うストレッチ)
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自宅で簡単に試せる、肩甲骨ストレッチを3つご紹介しました。肩こり解消や姿勢改善に役立ててみてくださいね♪