朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、忙しい朝の読書リスト。
新緑の季節にオススメの植物にまつわる本を。気ぜわしくせき立てられるような朝、生き生きとした花や緑を目にするだけで、心が休まります。早起きをして水やりをしたり、道ばたの野の花に気づいたりと、生活にリズムと彩りも生まれます。植物と過ごす時間が楽しみになる3冊をどうぞ。
朝顔の魅力。
子どもの頃、植物を育て観察することの面白さを知ったのは、朝顔のおかげでした。近年、日差しをさえぎる緑のカーテンの人気もあって、つる植物の朝顔は大活躍ですよね。
本書では、大人が楽しむ朝顔をテーマに、緑のカーテンの作り方をはじめ、栽培法、あんどん仕立てや寄せ植えなど、朝顔の育てかたを紹介。花の情緒を味わい暮らしに生かすヒントが見つかります。
私も毎年、朝顔を育てています。花の色や模様の微妙な違いを愛でるのも、大人の楽しみかたですね。
『大人が楽しむアサガオBOOK』
著者:田旗裕也/浅岡みどり
出版社:家の光教会
身近な草花。
川沿いの道や学校の土手、原っぱに咲く草花たち。名前がわかればもっと親しみがわいてきます。本書では、四季の身近な草花をオールカラーで紹介し、植物の特徴をわかりやすく解説しています。
イヌムギの穂は、揺らすとカサカサと音がするよ。シロツメクサの花を摘んで冠をつくることができるよ。ヒメジョオンの花には、たくさんの昆虫がやってくるよ。ホタルブクロは花の提灯がぶら下がっているみたいだね。子どもに教えてあげるときにおすすめのフレーズが楽しいです。野の花探しにオススメです。
『子どもに教えてあげられる 散歩の草花図鑑』
著者:岩槻秀明
出版社:大和書房
花のことば。
多くの人々に親しまれ愛されている花々のことばを集めた本です。花にまつわる詩歌や古典文学、逸話や伝説などを数多く紹介。遠い昔から人の暮らしとともにある花の世界へと読者をいざないます。花言葉や花暦も楽しめます。
アイリス、葵、青い花、アカシアの花、赤詰草、茜草。本を開いて、季節の花や好きな花を見つける。すると、その日一日、花の姿や昔の人が花に込めた想いが心にずっと残っています。四季折々、花と暮らしたくなる一冊をどうぞ。
『花のことば辞典 四季を愉しむ』
監修:倉嶋厚/編著:宇田川眞人
出版社:講談社
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『大人が楽しむアサガオBOOK』
*『子どもに教えてあげられる 散歩の草花図鑑』
*『花のことば辞典 四季を愉しむ』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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