朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
今日のはじまりの時間を、絵本と過ごしてみるのはいかがでしょう。幸せなイメージに包まれる絵本が一日をハッピーにしてくれます。目覚めのひとときを明るく色づけてくれるような2冊をセレクトしました。窓を開けて深呼吸をしたら、絵本のページをめくりたい。
スープの絵本。
色鮮やかなトマトはどんなスープになるでしょう。いろいろな野菜がスープに変身します。スープっていいなあ。にんじんもトマトもじゃがいもも、みんなとろとろやさらさらになって、すぅーっと飲める。
浮世絵の手法で摺られた木版画の素晴らしさを野菜とスープで伝えます。みずみずしい野菜の色や質感も見どころどころのひとつです。
『スープに なりました』
作:彦坂有紀/もりといずみ
出版社:講談社
名画に親しむ。
オランダの天才画家・フェルメールの世界を案内する絵本です。オランダ生まれのミッフィーといっしょに観てみましょう。
「真珠の耳飾りの少女」に出会うと「このおんなのこだれかしら?」。手紙を読む女の人たちの絵に「みんなおてがみすきなのね」とミッフィー。むずかしいことはなんにもいらない。楽しく好きなように名画の世界へ入っていける。フェルメールさんが描いたちょっと謎めいた女の人たちが、絵本のなかではとても近しく感じられます。
『こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん』
構成:菊地敦己/文:国井美果
出版社:美術出版社
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
*『スープに なりました』
*『こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん』
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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