朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、おやすみ前の読書リスト。
寝苦しい夜が続いていますが、みなさんぐっすり眠れていますか。今日は、おやすみ前の読書にオススメの本をセレクトしました。明日、幸せな気持ちで目覚めるための2冊です。本の涼しげな色も心を鎮めてくれそうです。
スイミーと出会う。
誰よりもはやく泳ぐ、小さな黒い魚の名前はスイミー。これは、広い海にすむ勇気ある魚のお話。絵本作家のレオ・レオニが広い海の世界を舞台に描きます。
色の魔術師といわれるレオニの海は、柔らかな光と色で満たされています。ゆらめく海藻やドロップのような岩、虹色のくらげや桃色のイソギンチャク。生き物たちの色が光と混ざって、海に溶け込んでいくようです。
みなさんがスイミーと出会ったのはいつですか。ずっと昔? 教科書で? それとも今日はじめて……? 一度スイミーに出会ったら、きっと何かが変わる。心の中に小さな魚が元気に泳いでいるのを感じられる気がします。元気がない時や疲れた時、レオニのやさしい色に癒されます。暗い海の底でこわくてさびしかったスイミーが、海の素晴らしさにだんだん元気を取り戻していくように。一日の終わりに、名作絵本をめくる時間をぜひ。
『スイミー』
著者:レオ・レオニ/訳:谷川俊太郎
出版社:好学社
愛されるアイス。
こんなとき、どんなアイスが食べたいですか。夏真っ盛りの朝に、海でひと泳ぎしたあとに、花火の夜に。そんなことを思いながら薄桃色やレモン色のアイスを眺めていると、心が透きとおっていくようです。子どもの頃の思い出がよみがえったり、まだ訪れたことのない場所に憧れが募ったり。
本書は、全国各地で愛されるアイスを集めた一冊。お菓子やパン、手土産などをテーマにした本で知られる甲斐みのりさんが、愛らしいアイスの写真とともに紹介します。北海道から沖縄まで土地に根付いた地元アイスをはじめ、物語性のあるものや愛らしさが際立つアイスなど、155軒分を収録しています。アイスを食べる幸せなひとときとやさしい思い出を運んでくれ本をおやすみ前にどうぞ。
『アイスの旅』
著者:甲斐みのり
出版社:グラフィック社
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『スイミー』
*『アイスの旅』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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