ポイントは2つだけ!栄養効果アップ「トマトジュース」レシピ

 

スクリーンショット 2016-01-31 22.52.24

おはようございます。料理研究家・管理栄養士の五十嵐ゆかりです。

連載第38回目の今回は、「ポイントは2つ!栄養効果を高める「トマトジュース」の作り方」をご紹介します。

トマト、水をミキサーで混ぜるだけで簡単に作れるトマトジュースですが、ちょっとの工夫でトマトの栄養効果を高められ、健康や美肌効果UP!が期待できますよ

まず、栄養効果を高める2つのポイントをご紹介します。

「トマトジュース」の栄養効果を引き出す2つのポイントとは?

1.加熱する。

トマトに含まれるβ-カロテンやリコピンは加熱することで吸収UPが期待できます。これらは強い抗酸化作用があり、増えすぎると体に害を及ぼす活性酸素を除去して健康維持や美肌づくりを助ける働きが期待できますよ。

2.オイルを入れる。

トマトに含まれるβ-カロテンやリコピンは油に溶け出る性質をもつため、油と一緒にとることで吸収しやすくなります。

少しの工夫で栄養効果UPが期待できるのはうれしいですね。これらのポイントを守って作るトマトジュースを朝ごはんに取り入れてみてはいかがでしょう!

それでは、レシピをご紹介します♪

ポイントは2つ!栄養効果を高める「トマトジュース」の作り方

IMG_0052

<調理時間の目安>
5分

<人数>
2人分

<材料&分量>

  • トマト・・・・・・・・2個
  • 水・・・・・・・・・・300cc
  • 塩・・・・・・・・・・ひとつまみ
  • オリーブオイル・・・・小さじ1 ※ココナッツオイルでもOK。

<作り方

IMG_0039

1.トマトはヘタを切り落として4等分に切る。

IMG_0040

2.ミキサーにトマト、水、塩を入れてなめらかになるまで混ぜる。

IMG_0042

3.小鍋に(2)を入れて中火にかけ、ふつふつと煮立ったら火を止める。

IMG_0044

4.オリーブオイルを加えて混ぜる。

※温かいまま飲んでも冷ましてから飲んでもOKです。

調理のワンポイントアドバイス

  • 今回は生のトマトを使用しましたが、市販のトマトジュースを使用してもOKです。市販のトマトジュースは既に加熱されていてβ-カロテンやリコピンは吸収されやすい状態になっていることが期待できるため、オイルを入れるのみで良いです。
  • このままだと飲みにくい場合は、はちみつを混ぜるのがおすすめです。

栄養効果UPが期待できるトマトジュースを朝ごはんに取り入れて健康や美肌の維持に役立てませんか♪たった2つのポイントを守るだけなので、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。

それでは、今日も素敵な1日にしていきましょう^^

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

五十嵐ゆかりの”キレイを磨くビューティー朝食”

美容によい食材を使った朝ごはんレシピ
Written by

五十嵐ゆかり

(料理家・管理栄養士)
「楽うまヘルシーな時短ごはん」をモットーに、糖質オフやグルテンフリー、減塩、発酵食品を料理にプラスしてグンと美味しくするコツなど、日々の暮らしに取り入れやすいヘルシーレシピを提案している。著書に『かんたん・おいしい・カラダにいい-塩レモンでつくる基本のおかず』、『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』など。
ブログ: https://lineblog.me/igarashiyukari/
Twitter:@igarashi_yukari
Instagram:@yukari_igarashi
ホームページ:http://foodcreativefactory.com/

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング