11月8日:今日は「いいお肌の日」
潤いや透明感のある肌をめざしてお手入れしても、シミがあらわれることってありませんか?美肌には紫外線対策のほかに食生活や睡眠が大切だとされていますが、女性ホルモンも影響を及ぼすといわれています。その女性ホルモンと関係が深いのが肝斑といわれるシミ。この症状に悩んでいる女性は多いようですが、一般的なシミと肝斑はどのように見わけたらいいのでしょう?
肝斑は左右対称が特徴!主な原因は女性ホルモン
鏡を見たとき、薄い褐色で輪郭がはっきりしていないモヤッとしたシミが、ほほ骨のあたりや額、口の周辺などに左右対称性にあったら、それは肝斑かもしれません。左右対称にシミができたり、目の周りだけ色が抜けたように見えることが一般的なシミとの違いです。また黄体ホルモンの影響があるとされていることから、30~40代の女性にできやすいことも特徴だといわれています。
肝斑のおもな原因は女性ホルモンやストレスとされていますが、妊娠やピルの服用で発症することもあり、シミ全体の約4割を占めるともいわれています。ほかのシミと同時にできるケースもおおく、皮膚科では肝斑の治療を先にするようです。
治療には、肝斑に有効とされているトラネキサム酸やビタミンCの内服薬、ハイドロキノンなどの美白外用薬を組みあわせることがおおく、内服薬は皮ふの深いところにあるメラノサイトに、外用薬は皮ふ表面から効果を発揮させるのだとか。診察では素肌の色を基準にシミをみるので、メークをおとしていくことが大切なんですって。保険がきかないため、自費診療になります。
肝斑は1~2カ月の治療で改善するようですが、紫外線などでふたたび発症することもあるので、1年を通してUVケアをすることは予防になるそうです。シミが消えると顔色がパッと明るくなると同時に気分も明るくなるもの。正しいケアで、自信のもてる素肌を取りもどせたらいいですね♪
「いいお肌の日」とは?
「いい(11)は(8)だ」の語呂合せから、スキンケアブランド「Dove」を発売するユニリーバ・ジャパンにより制定された。