10月22日:今日は「パラシュートの日」
パラシュートで大空を舞いながら、景色や風を楽しむスカイダイビングは爽快で気持ちよさそうですね。空中飛行を楽しんだあとはだんだん着陸体制になっていきますが、女性のカラダも28歳くらいからは、ゆっくり下降していくといわれています。しかしカラダにあわせた食生活をしていくことで、下降の速度を変えることができるのだそうです。このことについて、薬膳料理研究家の新開ミヤ子先生からわかりやすいお話をうかがいました。
医食同源の薬膳でカラダを整えて美しさをキープ!
「女性のカラダは7.14.21.28.35.42…と7の倍数で変化する」とよく言われていますよね。これは2000年以上前から伝えられていることで、28歳頃の生命の最盛期を迎えたあとは、35歳でシワや抜け毛がふえ42歳では白髪が目立つようになり48歳では閉経するという具合に、7の倍数の年齢を節目にカラダが変化していくため。
そこで夏は熱を冷ますキュウリを食べたり、冷えるときには生姜で温めるといった、カラダのバランスを整える食事をしたり、不足を補うことで変化を穏やかなスピードにすることが薬膳の考え方なのだそうです。薬膳というと特別な料理に思われがちですが、食材の性質がカラダを補うものであれば、牡蠣のコンフィやキャロットラペなど手軽でオシャレなお料理も薬膳料理。なにより薬膳料理はおいしいことが条件なので、旬の食材などスーパーで買う普通の食材でちゃんと薬膳料理になるのだそうです。
また薬膳では季節ごとに肝・心・脾・肺・腎をケアしますが、秋は肺をケアする季節。これは乾燥した空気が送りこまれる鼻や粘膜・肺をいたわるためで、肺を潤す食べものをとると、肺から粘膜や肌へ逆方向に潤っていくのだとか。その食べものは、梨・大根・レンコン・白キクラゲ・百合根・杏仁などで、白い食材や旬の味覚に多いようです。旬のものはカラダに必要な栄養を含んでいるといわれますが、味覚にもカラダにもおいしいものなのですね。
食事をおいしくいただけることは、その栄養をカラダが欲していること。それはなによりも優秀なセンサーなのかもしれません。いつもの食事に手軽に薬膳を取りいれて、健康と美容に役立てていきたいですね。
ちなみに男性にもカラダの節目があり、こちらは24.32.40.48…と8の倍数で変化するといわれ、32歳・40歳あたりがターニングポイントになるようです。
生姜やレンコンなど、風邪予防におすすめ朝食レシピ6選
カラダの冷えはもちろん、風邪も気になりはじめるこれからの季節。生姜や豆乳、レンコンや旬野菜…季節にあわせたおいしいものをいただく、という薬膳の考え方に習って、毎日の朝ごはんにカラダを温めるメニューを取り入れてみませんか?
「パラシュートの日」とは?
1797年のこの日、フランス人アンドレ・ジャック・ガルネランがパリ公園の上空、高度900メートルの気球から飛び降りました。直径7mの布製の傘のようなものを着けて世界初のパラシュート降下をしたといわれています。着陸時に衝撃があったものの無傷だったようです。