冬は、重ね着やコートで体型が隠れる季節ですが、「なんだかおなかがぽっこりする」「着ぶくれして見える…」という声も増える時期。実はその“冬のぽっこり感”、脂肪よりもおなかの滞り(むくみ腸)が原因かもしれません。
寒さや気温差が大きい冬は、腸やリンパの流れがゆっくりになりがち。するとガス・水分・老廃物がたまって、おなかのハリやむくみにつながります。
今回は、おなかの状態がやさしくわかる「ためこみ腸タイプ診断」と、朝からできる簡単セルフケアをご紹介します。

ためこみ腸タイプ診断
あなたに当てはまる項目が多いのはどれ?
【A:むくみ腸タイプ】
- おなかが冷たい
- 便が細い・硬い日がある
- 夕方になるとおなかが張りやすい
- 気温が下がってからあまり汗をかかない
→ 冷えと水分滞りで腸がむくみやすいタイプ

【B:ガス腸タイプ】
- 食後すぐおなかに張りを感じる
- お通じのときのにおいが強い
- ストレスを感じると胃のまわりが重くなる
- 便通が少ないがおならが出やすい
→ 腸内環境の乱れで腸がこわばるタイプ

【C:ごきげん腸タイプ】
- 朝スッキリ出る
- おなかが温かくやわらかい
- 食後に眠くなりにくい
- お通じのときのにおいが少ない
→ 腸がよく動き、代謝がスムーズな理想タイプ

あなたはどのタイプ?
A・Bに当てはまる人は、冬の“ためこみ腸”をリセットすることで、見た目のすっきり感も大きく変わります。
おなかのハンズケアで腸のまわりがポカポカすっきり
朝のおなかケアは、1日の巡りを整えるスイッチ。
【1】おへそを中心に手を置く
【2】時計回り・反時計回りにやさしく30秒ずつ
【3】みぞおち・脇腹・下腹もゆっくり揺らす
深い呼吸に合わせて行うと、副交感神経が整い、腸がゆっくり動き出します。
特に「冷えて固いおなか」の人は、湯たんぽや電気毛布で温めるだけでも腸の緊張やむくみが軽くなります。食後に10〜15分歩くと、消化や腸の働きも良くなります。

発酵×根菜スープで内側からぽかぽか
冬の腸活におすすめなのが「発酵×根菜」の組み合わせ。
- 味噌、塩こうじ、納豆、漬物
- にんじん、大根、里芋、長芋
- ごぼう、れんこん
これらは腸の善玉菌を育て、血糖値の急上昇を防ぎ、消化と吸収をサポートします。根菜スープは内側から温まり、むくみ腸の改善にも役立ちます。

冬こそ腸活で“すっきりシルエット”へ
ためこみ腸がゆるんでくると、いらないものが流れやすくなり、おなかはふわっと軽く。すると背すじも自然と伸び、コートを着たシルエットも整います。
「なんだか気持ちが軽い」「服がすっきり見える」――そんな変化も。
外は寒くても、おなかが整うと気持ちはあたたかく。そんな冬コーデを楽しんでみてくださいね。
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【ガスがたまりやすい方に・大腸のハンズケア】
【おなかの張りを整えるハンズケア】
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次回は、<年末リセット!一年分の宿便をスッキリ。“冬太りゼロ”のおなか習慣>の予定です。お楽しみに!

