がんばらない腸内環境ケア。腸のリズムをやさしく目覚めさせて、年末太りを持ち越さない朝習慣
年末が近づくと、外食や飲み会が増え、生活リズムも乱れがちに。「最近おなかが重たい」「ウエストまわりが気になる」「お通じがすっきりしない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
寒さで体が冷えやすく、運動量も減るこの季節は、胃腸の動きが鈍りやすい時期です。
2026年を軽やかに迎えるために、腸をやさしく目覚めさせる朝習慣を取り入れてみましょう。

朝はまず、おなかに触れるハンズケアから
起きたらすぐ、両手のひらをおへそのまわりにそっと当ててみましょう。
膝を曲げた仰向け、またはイスに座った姿勢で、時計まわり・反時計まわりに手のひらをゆっくり動かします。
この「おなかのハンズケア」は、腸を強く押したり、もんだりする必要はありません。手の温もりによる自律神経へのやさしい刺激で、おなかの緊張がゆるみ、腸の血流や消化物の移動が促されます。
忙しい朝でも1分でできる、がんばらない腸活の第一歩です。余裕がある方は、電気毛布や湯たんぽでおなかを温めながら行うと、心地よさもアップします。

朝におすすめ「とろとろ腸活スープ」
ハンズケアでおなかがゆるんだら、温かい朝の一杯を取り入れてみましょう。
材料(1杯分)
・とろろ昆布…ひとつまみ
・お湯…150ml
・白ごま…少々
・しょうゆ(または白だし)…数滴

作り方
【1】カップにとろろ昆布を入れる
【2】お湯を注いで軽く混ぜる
【3】調味料を数滴たらし、白ごまをふる

とろろ昆布に含まれる水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサとなり、胃腸の動きをサポートするといわれています。免疫力アップや美容面へのうれしい効果も期待でき、とろみのあるスープは朝のぜん動運動を引き出しやすいのもポイント。
お鍋やコンロを使わず、カップひとつで完成するため、慌ただしい朝でも無理なく続けられます。
発酵食品を少し足して、腸内環境をサポート
腸活を意識するなら、発酵食品も味方につけたいところ。朝の食事に、味噌、納豆、豆乳グルト、ぬか漬けなどを少量プラスするだけで、腸内環境は整いやすくなります。

たとえば、
・とろとろ腸活スープに味噌を少し溶かす
・納豆を少量、温かいごはんにのせる
・豆乳グルトをデザート代わりに取り入れる
毎日完璧を目指さず、「できる日だけ」「少しだけ」が、がんばらない腸活を続けるコツです。

ハンズケア+温め+発酵で、ウエストすっきりへ
朝のハンズケアと温かいスープ、そこに発酵食品を添えるだけで、溜め込まない体づくりにつながります。年末太りを避けるためにも、朝の数分を使ってできるインナーケアを習慣にしてみましょう。
手で触れる → 温める → 発酵を取り入れる。
この小さな積み重ねが、2026年を軽やかに過ごすための大きなサポートになります。
がんばらない腸内環境ケアで、年末から朝の整えルーティンを始めてみませんか。

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【食後のぽっこりおなかに/小腸・大腸のハンズケア】
https://x.gd/oarVl
【おなかの冷えを整えたい方に/腸のハンズケア】
https://x.gd/e1Blw
次回12/31(水)は、いよいよ本シリーズの最終回です。お楽しみに!

