暑さ、紫外線、クーラー疲れ…内側のコンディションが崩れやすい夏。とくに女性にとっては、鉄不足、肌ダメージ、お通じの乱れなどが気になる季節です。
そこでおすすめしたいのが、天然の“美容ハーブ”であるシソを活用した朝のインナーケア。栄養価が高く、すっきり爽やかな風味で、夏にぴったりの便利食材なんです。

シソで腸活、鉄分チャージ、抗酸化!かんたん薬膳レシピ~

シソは“薬味”じゃもったいない!驚くべき栄養と美容パワー
シソには、女性にうれしい栄養素がぎゅっと詰まっています。
- 鉄分…シソの鉄分量はほうれん草の約3倍以上。貧血予防や疲労回復に◎
- βカロテン…ニンジンの約1.8倍、かぼちゃの約2倍以上。肌の代謝を高めて紫外線ダメージから粘膜や皮膚を守る作用も。
- ポリフェノール・αリノレン酸…抗酸化作用や、腸内フローラのバランスを整える働きも
鉄は赤血球をつくるだけでなく、お肌の土台となるコラーゲン生成にも必須なミネラル。夏は汗による消失で鉄不足になりがちな季節。βカロテンは粘膜を守り、炎症や肌荒れを防ぎます。実はシソは夏こそ摂りたいスーパーフードなのです。
朝の一杯に!シソとトマトのスムージー(1~2人分)

【材料】
- しその葉 … 4〜6枚(鉄分&ビタミンCで吸収力UP)
- パイナップル … 約100g(酵素が消化をサポート)
- トマト … 1/2個(抗酸化成分でくすみ肌対策)
- レモン果汁 … 小さじ1(デトックスサポート)
- 無調整豆乳 … 150ml(水溶性食物繊維で腸内ケア)
- (お好みで)はちみつ … 小さじ1
ミキサーで混ぜるだけで完成!
シソの爽やかな香りと、野菜と果物の甘みが合わさり、朝にぴったりの美容スムージーに。腸をやさしく刺激し、体の巡りも整えてくれます。

作る時間がない朝は? シソを“ちぎるだけ”でもOK!
忙しい朝は、ちぎったシソをサラダやスープにひとかけでもOK!お通じすっきり、美肌サポートに。
さらにうれしいのが、シソの“胃腸改善”効果。独特の香り成分には胃の働きを高め、消化を助ける作用があり、食欲が落ちやすい夏にもぴったり。お腹の張りや不快感をやわらげ、腸内環境のバランスを整える助けにもなります。

シソは薬味だけでなく、毎日の“ひとさじ使い”でも大活躍。
- 味噌汁やスープに刻んでひとさじ
- ごはんにシラスと一緒に乗せて、さっぱり風味に
- トマトや豆腐のトッピングに、香りと彩りをプラス

ほんの少しの工夫で、腸も肌もよろこぶ夏のケアを。
自宅で育てて“食べるインナーケア”を習慣に
シソは庭やプランターでもとても育てやすい植物。春に種をまいておけば、夏には自然と葉が育ちます。手間いらずで元気に育つので、慣れていない方にもぴったり。摘みたての葉を、スムージーや薬味に使うことで、手軽に“腸と肌を整える”毎日のケアがはじめられます。

おなかのハンズケアで腸の巡りをスムーズに
スムージーを飲んだあとは「おなかのハンズケア」をプラスして、朝の腸活をやさしく仕上げましょう。
やわらかくお腹にふれるだけでも、腸の動きが促され、便秘の改善や肌の代謝アップにもつながります。

朝の一杯+ひと“手当て”
この心地よい組み合わせで、夏の疲れや紫外線ダメージに負けない“内側からの美しさ”をサポートしませんか?
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【シソとパイナップルのグリーンスムージー/美肌・便秘解消に】
【おなかのハリ・ガスの解消/大腸のハンズケア】
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次回は、<夏の肌荒れ、実は“副腎の疲れ”が原因かも?>の予定です。お楽しみに!

