朝、鏡を見ると気になるくすみ、かさつき、吹き出物。スキンケアを頑張っているのに、なかなか調子が戻らない…。
そんなときは、外側からのお手入れだけでなく、“おなかから体の内側”を見直してみませんか?
腸の巡りが滞ると、
- 老廃物がたまる
- 肌の血流が悪くなる
- 栄養の吸収が落ちる
- 肝臓の働きが落ち、解毒が進まなくなる
といった変化が起こりやすくなります。

その結果、体に余計な負担がかかり、かさつき・くすみ・ニキビといった「肌トラブル」という形でサインが現れてくるのです。
つまり、美肌の土台は“腸と肝臓の巡り”を整えること。
そして、その第一歩が「朝の過ごし方」にあります。
今日から始める「腸から美肌を育てる3つの朝習慣」をご紹介します。

【1】朝の太陽を浴びる
起きたらまずカーテンを開けて、太陽の光を1分浴びましょう。
朝の光は体内時計をリセットし、自律神経の切り替えをスムーズにしてくれます。
このスイッチが入ることで、
- 腸のぜん動運動が目覚める
- 血流が促され、肝臓の代謝が動き出す
- ホルモン分泌のリズムが整う
といったプラス効果があり、おなか全体が活発になります。くもりの日や窓越しでも効果は十分です。
朝の深呼吸を添えると、さらに自律神経が整いやすくなります。

【2】おなかのハンズケア
おへそのまわりを手のひらで包み、やさしく揺らします。優しくなでながらゆるめるのがポイント。
腸は「腹膜」という薄い膜を通して背骨や肋骨につながっているため、やさしく整えることで自律神経や血流に刺激が伝わり、胃や腸がスムーズに動き始めます。

おなかのハンズケアを行うと、次のように体の中の“よどみ”が流れ出しやすくなります。
- ガスやお腹の張りがなくなる
- お通じのリズムが整う
- 肝臓の解毒や代謝をサポート
2分ほどでOK。朝の歯磨き前や布団の中など、無理なく習慣に組み込めます。

【3】白湯&モロヘイヤ粒
仕上げは、白湯で胃腸を温めること。
寝ている間に冷えた胃腸を温めることで血流が上がり、腸の動きと肝臓の解毒スイッチが自然に入ります。

そこに、水溶性食物繊維を多く含むモロヘイヤ粒などをプラスすれば、
- 腸内細菌のエサになり、短鎖脂肪酸をつくる
- お通じを促し、老廃物を外に出す
- 粘膜を整えるβカロテン・鉄を吸収
といった腸活・肌質改善効果が高まります。
忙しい朝でも、飲んで・補うだけなので手軽に続けられます。

朝の3分で“腸美人習慣”になる
朝の太陽光 → おなかのハンズケア → 白湯&モロヘイヤ粒。
この3つを取り入れるだけで、
- 腸の巡りが整う
- 肝臓の解毒がサポートされる
- 血流とホルモンバランスがスムーズに

という流れが生まれ、くすみ・かさつき・吹き出物が起こりにくい“内側から整う美肌体質”へ近づいていきます。
スキンケアの前に腸のケア。今日から“おなかにやさしい” 3分習慣を始めてみてください。
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