妊活や体づくりに関心のある方に向けて、今回は腸や肌の状態を整えることについてご紹介します。
妊娠を意識しはじめたとき、「赤ちゃんのために、まずは自分の体を整えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。近年注目されているのが、“腸内環境”や“肌の状態”のケアです。
妊娠前から始めたい腸内環境と肌のケア
妊娠初期は、赤ちゃんの成長を支える土台づくりの時期
腸と肌は、ホルモンバランスや免疫の働きに深く関わり、体の調子を整えるうえで大切な役割を担っています。また、妊娠初期は、赤ちゃんが成長するために必要な栄養や環境の準備が進む時期と考えられています。
食物繊維は腸内で発酵し、腸の働きをサポートすると考えられています。また、妊娠中の食事は胎盤を通して赤ちゃんに栄養を届けられます。
妊娠してから始めるより、妊娠前から無理なく続けられる腸内環境ケアを意識しておくことが、心身の健康を整えるうえでもおすすめです。
妊娠前から意識したい腸内環境ケアのポイント10選
【1】ごぼう・れんこん・もち麦などの食物繊維をしっかりと摂る
【2】オクラ・コンブ・ワカメなどの水溶性食物繊維も意識する
【3】納豆・味噌・麹などの発酵食品を毎日1品取り入れる
【4】プレバイオティクス（発酵食品＋食物繊維）の組み合わせで腸内菌のバランスUP
【5】野菜は加熱してかさを減らし、たっぷり摂れるよう工夫する
【6】甘いお菓子は控えめに。果物や甘酒など自然な甘さにシフト
【7】白湯やハーブティーで、おなかをやさしく温める習慣を
【8】食事はよく噛んでゆっくりと。食後は15分のウォーキングも◎
【9】背筋を伸ばして座る意識で、胃腸や下腹部の負担を軽減
【10】おなかのハンズケアで、胃腸の調子をやさしく整える
腸を整えることは、未来の妊活の準備にもつながる
腸内環境や肌の状態を整えることは、自分の体調を整えるだけでなく、妊娠期を快適に過ごすための土台づくりになります。
腸や肌の状態は、毎日の積み重ねで大きく変わっていきます。特別なことをするよりも、続けやすい“小さな習慣”を味方につけていきましょう。
「いつか赤ちゃんを迎える日のために、今日からできることを」。そんな気持ちで、食事や生活習慣を見つめ直してみませんか？
明日のための体づくりは、きっと妊活、赤ちゃんの未来をやさしくサポートしてくれます。
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次回は、＜PMS対策は腸と肝臓から！ ゆるっと始める“ホルモンバランスケア”＞の予定です。お楽しみに！
