おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
秋の夜長をどう過ごしていますか?

ようやく暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。
夜の時間が少し長くなり、読書や趣味の時間を楽しむ方も多いのではないでしょうか。
この季節は眠りやすくもなり、睡眠のリズムや質を整えるのにも良いタイミングです。
良い眠りは、腸を整えて心と体の「キレイ」を底上げしてくれますよ。
今回は、腸にも良く、ダイエットにも美容にも効果的な「眠りの整え方」をお伝えします。
質の良い眠りって?

質の良い睡眠がとれているのかどうかは、意外と分かりにくいもしれません。
以下の5つのポイントをチェックしてみましょう。
- 入眠がスムーズ
- 夜中に目覚めない
- 朝の目覚めがスッキリしている
- よく眠れたという実感がある
- 日中に強い眠気やだるさを感じない
すべて当てはまった方は、質の良い睡眠がとれています!
1つでも当てはまらない項目がある場合は、良い睡眠が取れるように工夫をしていきましょう。
睡眠の質が下がるとどうなるの?

太りやすくなる
睡眠不足や眠りの質の低下は、食欲を抑えるホルモン「レプチン」を減らし、食欲を増進させる「グレリン」を増やします。
その結果、食欲をコントロールしにくくなり、太りやすくなってしまいます。
腸やメンタルが不調になる
睡眠が不十分だと腸の働きが乱れ、便秘や下痢などのおなかの不調につながります。
さらに、腸の乱れは自律神経にも影響し、心のバランスを崩す原因にもなります。
肌のトラブルが起きやすい
睡眠不足は、ターンオーバーを乱し、ニキビやくすみ、シミなどの原因に。
肌の再生時間をしっかり確保するためにも、良質な睡眠は欠かせません。
眠りの整え方3選
【1】体を温める

ぬるめのお風呂(38~40℃)にゆっくり浸かって、体の内側から温めましょう。
温まると、腸の動きが活発になり全身の代謝もアップ。副交感神経が優位になり、心も体もリラックスモードになります。
眠る1~2時間前の入浴が、自然な眠気を引き出してくれますよ。
おなかが冷えやすい方は、腹巻やブランケットで冷やさないようにして眠りましょう。
【2】睡眠ホルモンを整える習慣を

睡眠を促すホルモン「メラトニン」は、朝日を浴びることで分泌のリズムが整います。体内時計をリセットして、自然な眠気を促してくれますよ。
また、メラトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食材もおすすめ。
お味噌汁や納豆などの大豆製品、チーズやヨーグルトなどの乳製品、卵、バナナなどを日々の食事にバランスよく取り入れてみてくださいね。
【3】光を意識してコントロールする

夜の強い光は、質の良い睡眠を妨げます。特に、スマートフォンやパソコンのブルーライトは要注意。眠る1時間前には使用を終えるのが理想的です。
眠る前は、暖色系の柔らかな光で過ごすと、リラックス効果が高まり、質の良い睡眠につながりやすくなります。
また、明るいまま眠ると深い睡眠を妨げるので、電気を消すか、暗めの照明に切り替えましょう。
アイマスクや間接照明の活用もおすすめです。
まとめ

睡眠は心と体の疲労回復だけでなく、免疫力や美容、代謝にも深く関わっています。
質の良い眠りのために、環境や習慣を整えてみてくださいね。
秋の夜長のこの季節、簡単にできる眠りの工夫を日常に取り入れて、内側から美しさと健康を育てていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。

