おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
まだ間に合う!夏バテ対策は今がはじめ時

ここ数年、夏の暑さが一段と厳しく感じられますね。
今年は例年よりも梅雨明けが早く、すでに各地で真夏のような暑さが続いています。
日中の気温が35度を超える日も珍しくなくなり、夜になっても熱帯夜…。
そんな日々を過ごしていると、体も心もぐったりしてしまいますよね。
過酷な夏を乗り切るためには、内側からのケアがとても大切です。
今回は、夏バテせずに元気に過ごすための腸活法を5つご紹介します。
夏バテ対策のための腸活法5選
【1】冷たい飲み物を減らして、内臓をいたわる

暑いとつい、冷たいジュースやアイスに手が伸びてしまいますよね。
冷たいものをとりすぎると、内臓が冷えて腸の動きが鈍くなり、栄養の吸収がスムーズにできなくなる可能性も。
腸活を意識するなら、常温や温かい飲み物を選ぶのがおすすめです。
どうしても冷たいものが飲みたい時には、一気飲みを避けたり、氷の量を減らすなど、ちょっとした工夫をしてみてくださいね。
【2】発酵食品を毎日の習慣にする

発酵食品を作る微生物は、腸内環境を整えてくれる『善玉菌』の仲間です。
特に、納豆・キムチ・漬け物・味噌・甘酒などには、胃酸の影響を受けにくく、生きたまま腸に届きやすい『植物性乳酸菌』がたっぷり含まれています。
腸内環境を整えるだけでなく、免疫力アップや、アレルギー症状の緩和、肥満の予防など、嬉しい効果が期待できますよ。
ただし、塩分や糖分も含まれるのでとりすぎには注意しましょう。
また、市販品を買う時には、無添加のものを選ぶように心がけてくださいね。
【3】食物繊維たっぷりの夏野菜を食べる

体から不要なものを排出してくれる食物繊維を積極的にとりましょう。
夏が旬のモロヘイヤや、オクラには腸内の善玉菌を増やす『発酵性食物繊維』が豊富です。
免疫機能を高めたり、新陳代謝をアップさせたりする効果も期待できますよ。
また、食欲がない時には、ゴーヤもおすすめです。苦み成分の『モモルデシン』には胃液の分泌を促して食欲を高める働きがあり、夏バテ予防に役立ちますよ。
【4】水分+ナトリウム(塩分)で脱水を予防

腸が元気に働くためには、十分な水分をとることが必要です。
暑い日には、1日に体重(kg)×40mlを目安に飲むよう意識しましょう。
また、汗と一緒に失われやすいナトリウム(塩分)の不足は、熱中症や脱水症状の原因にもなってしまいます。
お味噌汁や、塩おにぎりなどで適度に塩分をとりましょう。

必要量飲めてる?今こそ見直したい!健康と美容のための「水分補給習慣」
健康と美容のために欠かせない水分の必要性と、1日に必要な水分量や上手な摂取方法をご紹介していきます。
【5】 良質な睡眠で腸を整える

腸を整えるためには、質の良い睡眠をとることも大切です。
蒸し暑い夜は寝苦しく睡眠の質も落ちやすくなります。良質な眠りへのアプローチを意識してみましょう。
暑い季節も、38度くらいのお風呂に15分程度つかるのがおすすめ。心身をリラックスさせ、眠りの質を高めてくれますよ。
また就寝前は、スマホやパソコンの使用を控えめにし、心を落ち着かせて眠りにつくように心がけましょう。
冷房の温度は26~28度が快適とされています。体調に合わせて調整しながら、心地よい睡眠環境を整えてくださいね。
まとめ

年々厳しさを増す夏の暑さに、心も体も疲れがたまりやすくなっています。
「なんだかだるいな」「疲れが抜けないな」と感じる時こそ、今回お伝えした腸活法をできるものから取り入れてみてください。
今から夏本番に向けて、元気に過ごす準備をしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。

