おはようございます。LINEで気軽に相談できるオンライン漢方相談サービス『わたし漢方』の薬剤師 さっちです。
7月に入りました。これから本格的な夏が始まりますね！東洋医学では、夏は心（しん）の季節とされ、暑さがきびしくなるにつれ心にも負担がかかり、イライラや怒りっぽさなどの精神的な不調を感じやすくなります。
今回は、心（しん）を養うために必要な自律神経を「朝の1分」で整える呼吸法をご紹介します！
「腹式呼吸」のやり方
1） 足の間を拳1個分開け、足が前を向くように立つ
2） 横隔膜（下のイラストにあるピンク色の部分）が上がるのを意識しながら、6秒以上を目安に時間をかけてゆっくり息を吐き切る。
※この時、鼻より口からはくほうが息を多く吐き切れる
3） 横隔膜が下がるのを意識しながら、吐く時間の1/3～1/2くらいの時間を目安に息を吸う。これを3セット行う
※吸う時は鼻から吸うこと
- 丹田を意識するとより効果的です
- 深く呼吸をするときは、先に息を吐き切り、後で吸うのがポイントです
プラスの養生
「赤い食材」を摂ろう
赤い食材は心（しん）を養い、不足している血を補う働きがあるとされ、自律神経のバランスを整えるサポートにつながります。
おすすめの「赤い食材」
- トマト：体の熱を冷まし、うるおいを補う
- クコの実：目の疲れや不眠に
（クコの実）
- なつめ：心を落ち着かせ、胃腸もサポートする
（なつめ）
- 赤パプリカ：気血を補い、抗酸化作用も高い
＊＊＊
暑い夏、自律神経の乱れによるイライラ感を感じた時は、ご紹介した呼吸法と「赤い食材」を使った食事を取り入れて、体を整えてみてください。
クコの実やなつめは、他のドライフルーツと一緒にヨーグルトに入れると朝に食べやすくなります。おやつにもおすすめですよ♪
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