おはようございます。LINEで気軽に相談できるオンライン漢方相談サービス『わたし漢方』の薬剤師 さっちです。
まだまだ暑さは続いていますが、徐々に秋の気配を感じてきましたね。
漢方医学の考えでは、秋は外気の乾燥によって「肺」が弱りやすく、メンタル面では「悲しみ」や「憂い」といった感情が強くなると考えられています。

漢方医学での「肺」は呼吸機能だけでなくエネルギーや水分を全身に送り届ける働きがあり、肺が弱ると風邪をひきやすくなったり、肌の乾燥や便秘といった症状が出やすくなるとされています。
また、肺が弱って呼吸が浅くなると「気滞(きたい)」や「気逆(きぎゃく)」といって身体の”気”の巡りが悪い状態になってしまいます。
そのような状態が続くと自律神経が乱れやすくなり、イライラ・不眠・不安などの不調が起こりやすくなるのです。
この時期は「肺」をいたわる養生を取り入れ、より乾燥の強くなる冬に備えることが大切です。
暮らしの工夫で「肺」をケア
肺は潤いを好み、乾燥を嫌う器官です。
発汗は体から潤いを奪い乾燥を招くため、この時期はホットヨガや激しい運動など、たくさん汗をかくようなことはなるべく避けましょう。適度に水分を取る、加湿器を使うなどといったアクションも◎
メンタル面では、“幸せホルモン” であるセロトニンを不足させないようにする生活習慣が重要です。
セロトニンの生成には日光の力が不可欠ですので、起床時にはカーテンを開けて朝日を浴びること、毎日の起床時間を一定にして体内リズムを整えること意識しましょう。

日の光を浴びられる朝にウォーキングするのもおすすめです。
訳もなく悲しくなったり何だか不安になったりと、気持ちが不安定になった時は「自分だけじゃない」「秋のせい」という風に受け止めて、今手元にあるものに目を向けて身の回りにある幸せを大切にしましょう。
また、肺が弱ると呼吸が浅くなりがちになるので、深呼吸を習慣にして肺をはじめとした呼吸器系をサポートしましょう!

「白い食べ物」で潤い補給
東洋医学では、肺の潤い補給には白い食べ物が効果的とされています。肺を潤し、乾燥を防ぐ働きのある食材を積極的に摂りましょう。
- 豆腐・豆乳・湯葉:体に潤いを与える、疲労回復、便秘改善
- 白きくらげ:肺や肌を潤す、空咳改善、便秘改善
- れんこん:肺を潤す、喉の痛み・咳・痰などを改善、胃痛・腹痛をやわらげる
- ゆり根:不眠解消、イライラ・不安などを軽減、肺や肌を潤す

食養生は薬のように即効性が期待できるものではありませんが、日頃から意識して摂り入れることで不調が出にくい体づくりをすることができます。季節に合わせた食材をおいしく摂り入れましょう。
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