おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
収納って、正解があるようで実は“人によって違う”もの。SNSで見かけた収納術を試してみたものの、なぜか片づかない…なんてことありませんか？実はわたしも「正しいと思っていた収納」をやめてみたことで、グッと片づけがラクになりました。
今回は、そんな「やめたらうまくいった」収納方法を4つご紹介します。
【1】ケースを重ねすぎていた
収納スペースを有効に使いたくて、ついついケースを積み重ねていた昔のわたし。
でも、いざ使いたいときに上の収納ボックスがのっているせいで、下のモノを取り出すのが面倒になっていました。さらに、下の収納したモノはどこに何を収納しているかがわからないので、結果、使わないままに…。
「重ねない収納」に変えてみたら、サッと取れて、戻すのもとってもラクになりました。
収納スペースは減るけど、使うモノだけを収納することによって“取り出しやすさ”が格段にアップしました。
一軍のカトラリーは毎日何度も使うモノだから、出しっぱなし収納に落ち着きました◎
【2】細かく仕切りすぎていた
きっちり収納＝キレイ、と思い込みすぎて、細かく仕切った引き出し。でもそのぶん“戻すのが面倒”になってしまい、気づけばごちゃごちゃになっていました。
今は「ざっくり」「ゆとりを持って」を意識して、使いやすさ重視の収納に変更。
多少アバウトでも、戻せればOK！な仕組みにしたことで、子どもも含め日常のお片づけがスムーズになりました。
【3】 フタをしていた
以前は、見た目をスッキリさせたくて、収納ケースやボックスにフタをしていました。でもフタを開けるひと手間がプチストレスで、やっぱり使わなくなってしまう…なんてことも。
そこで思い切って“フタなし収納”に変更。よく使うモノは特に、パッと手が届くオープン収納のほうが断然ラク！
今は「よく使うモノ＝フタなし」「あまり使わないモノ＝フタあり」でメリハリをつけています。
【4】 “とりあえず”収納ボックスを買っていた
昔のわたしは、片づけたい！と思ったとき、ついSNSで見かけたおしゃれな収納グッズを先に買ってしまっていました。でもそれは、モノの見直しをしないまま“隠しているだけ”でした。
今はまず、「中身を見直す」「本当に使うモノを選ぶ」「定位置を決める」が最初のステップ。そのうえで、必要になった収納グッズを、“必要なものを必要な分だけ”選ぶようにしています。
まとめ
わたしにとっての収納の正解は、「手間がかからず、自然と元に戻せる仕組み」をつくることでした◎どんなに見た目がキレイでも、片づけが続かなければ意味がありません。
大切なのは、「自分や家族が使いやすいかどうか」。もし、「なんだか片づかないな…」と感じたときは、頑張って続けようとするよりも、思い切ってやめてみるのもひとつの方法です。
わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ＆エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
今年は「持たない暮らし」にチャレンジ！わが家が手放したアイテム4つ
おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。新年がはじまり、心新たな気持ちでスタートをきれるこの時期は、古いものを手放すことへのハードルが下がる季節でもあります。…
☆この連載は＜隔週金曜日＞に更新します。次回もどうぞお楽しみに！
