おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
床にモノが置きっぱなしにされていると、掃除機かけが面倒に感じたり、あるべき場所に収納されていないので気持ちがもやもやすることも。
そんな私は、床にモノを置かない仕組みづくりに試行錯誤する日々を送っております。
今、みなさんの床の上に置かれているものは何ですか?バッグ、上着、パジャマなどが代表的なものでしょうか。
今日は、ズボラさんへ捧げる!「床にモノを置かない」ための工夫をご紹介します。
【1】子どもが片づけやすい仕組みを作る
まず、子どもたちが自分でお片づけできる仕組みづくりを大事にしています。
例えば、玄関に置いたボックスは、子どもたちの帽子と上着を入れるために設置。
これなら、2歳児でもポイっと投げ入れるだけなので、簡単です。
以前は、帽子をひっかける収納にしていましたが、子どもが手間に感じて定着しなかったので、ポイポイ収納に変えました。これにしてからは床に散らかっていることが100%なくなりました。
【2】直置きアイテムは、もれなく指定席を作る
わが家で一番、床に直置きされているモノは、主人のアイテムでした。仕事用鞄、プライベート用のバッグ、上着、パジャマ…と、なんでもかんでもリビングの入り口付近に置きっぱなしでした。
そこで、床に直置きされていたアイテムすべてに指定席をつくりました。
リビング入り口横にある主人の書斎に「DRAW A LINE」という縦につっぱる棒を設置。小物置き場、バッグをひっかけるフック、ハンガーを掛けるフックをつけました。
すると、指定席に片づけなければならないという習慣がついて、今では床におきっぱしがなくなりました!
【3】動作動線を意識した収納スペースの確保
最後に、床に直置きされているモノの収納場所を確保するときに意識してほしいことがあります。それは、「動作動線」です。動作動線がスムーズな収納場所だと、片づけがラクで家族の協力も得やすくなります◎
主人が直置きしていたモノの指定席を書斎に作ったのは、リビング入り口横にあったからです。
リビングへ入る→隣の書斎へ入る→すべて置く場所がある。
もし書斎がリビング隣でなかったら、書斎の中に置き場所は作らず動線を考慮した別の場所にしました。
動作動線を無視した収納場所では、「めんどうだな」が先に立って片づけることへのハードルが上がってしまいます。せっかく指定席を作っても意味がありません。きっと、また床に直置きされたままの日々に戻ってしまいますよ。
ものの収納場所を決める時は、床置き防止にかぎらず、ぜひ動作動線を意識してください。
まとめ
床にモノを置かない工夫3選はいかがでしたでしょうか?
家族暮らしの場合、床の直置きは、家族員の協力なくしては解決されません。掃除機かけをラクにして部屋がすっきりきれい見えるために、動作動線を意識し、継続できる仕組みづくりをしていきましょう!
私自身、整理収納アドバイザーになった今も、トライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!