8月23日:今日は「油の日」
揚げ物や炒め物など、料理をするときに使用する食用油。調理中に「この油はまだ使えるかな?」と迷うことはありませんか?
今日は、食用油の替え時について調べてみました!
食用油の替え時は?
日本の大手製油会社である日清オイリオのホームページによると、何度も揚げ物や炒め物をしていると、次第に油が「疲れてくる」ため、正しいタイミングで替えるのがよいそう。
替え時を見極めるためには、以下の5つをチェックするのがおすすめなのだとか。
- 色
- 泡
- 煙
- ねばり
- ニオイ
色が黒くなったり、ねばり、不快なニオイがしたら替え時、と覚えておくと分かりやすいですね!また、泡が消えにくくなってきたタイミングも注意が必要なのだとか。疲れた油を使うと、揚げる食材が見えないほど泡が出てしまうそうですよ!
他にも特徴的なのが「煙」。新鮮な油は230~240℃までは煙が出ないそう。お疲れ気味の油の場合は、180℃くらいで煙が出てしまうのだとか…。色が濃くなくても低い温度で煙が上がるようでしたら入れ替えてくださいね。
ちなみに、古くなった食用油を直接流しに捨てるのはNG!市販の凝固剤を使ったり、新聞紙、古布などに染み込ませたりして処理しましょう。
自治体によっては資源として古い食用油の回収をしているところも。お住まいの地域の処理方法も確認してみてくださいね。
食用油は料理に欠かせないものだからこそ、体にも環境にも優しい使い方ができるといいですね。
「油の日」とは?
日常生活に必要で大切なさまざまな油について考えるきっかけの日になることを願い、京都府大山崎町にある離宮八幡宮と、東京に本社を置き様々な油脂事業を展開するカネダ株式会社が共同で制定。離宮八幡宮は「長木」というてこを応用した油を搾る道具を発明し、これが企業規模の搾油の始まりとされることから日本の製油発祥の地と言われる。日付は、貞観元年(859年)8月23日に清和天皇の勅命により九州にあった宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されたことから。