7月17日:今日は「減塩の日」
食塩の摂りすぎは、高血圧や腎機能の低下につながると言われています。健やかな体で元気に過ごすために、年齢に関係なく、塩分の摂りすぎには十分に注意したいですよね。
今回は、ちょっと意識するだけでできる減塩のコツについて調べてみました!
【1】柑橘類や香辛料を活用しよう
塩分を控えると、どうしても味に物足りなさを感じてしまうことがありますよね。
そんなときは、レモン・ゆずなどの柑橘類や、わさび・カレー粉などの香辛料を使うのがおすすめです。
風味が豊かになり、薄味でも満足しやすくなるそうですよ!大葉やミョウガなどの薬味を使うのも◎
【2】ベーコン・ハムなのど加工肉より「生肉」を選ぶ
ベーコン、ハム、ソーセージなどの加工製品は美味しいけれど、塩分が多いですよね…!
加工肉は便利ではありますが、できるだけ豚肉や牛肉など生肉を使うほうが、塩分をカットできます。
例えば、カルボナーラを作るとき。ベーコンではなくて豚ロースをこんがり焼いて、細かくカットすればベーコン風になりますよ。サンドイッチではハムではなく、自家製の鶏ハムを使うのがおすすめ。
生の食材を活かせられるか考えてみると、過剰な塩分摂取を抑えられますよ。
【3】調味料は、かけずに「つける」
醤油やソース、ドレッシングなど、つい多めに料理にかけてしまう方もいるかもしれません。
かけすぎを防ぐために、調味料は「かける」ではなく「つける」を意識する方法も良いのだとか。
別の器にあらかじめ調味料を出しておき、その分だけを使うようにすると減塩しやすいかもしれませんね。
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他にも「ラーメンのスープは全部飲まない」「『減塩』と表記されている調味料を購入する」などもおすすめです。
減塩をしていると最初は「物足りない」と感じるかもしれませんが、慣れてくると「外食やお惣菜ってこんなに味が濃かったんだ」と感じるほどになると思います。
ご自身の健康のために、減塩の意識をしっかりと持って生活してみませんか?
「減塩の日」とは?
特定非営利活動法人 日本高血圧学会が制定。高血圧の予防や治療において大切な減塩をより多くの人に実践してもらうのが目的。日付は世界高血圧連盟が制定した「世界高血圧デー」(World Hypertension Day)、日本高血圧学会が制定した「高血圧の日」の5月17日から、一年を通じて減塩を進めることを目指して毎月17日としたもの。