おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、朝3分でOK「体をほぐすストレッチ」第四弾!
股関節まわりのストレッチをしていきます。
股関節やその周辺の筋肉は、横向きの寝姿勢や寝返りを打つときなどに負担がかかりやすい部位です。
例えば右体側を下にして横向き寝をするとき、上にくる左脚が内側に閉じてやや捻じれた姿勢になります。また、寝返りを打つときには腰まわりや脚の筋肉を使うため、寝ているあいだに股関節を動かすことが何度もあるためです。
起床後に股関節まわりが疲れている・だるいと感じるときは、ベッドの上でもできる次のストレッチを試してみてください。
朝3分でできる「股関節まわり」のストレッチ
1)うつ伏せになり脚を揃えたら、手を腰に添えて軽く押す。
→あごを床につくのがツラい場合、額をつけてもOK(額下に丸めたタオルを置いても◎)。手は腰に添え、指先をお尻のほうに向けます。足の甲は寝かせておきましょう。
姿勢が整ったら、手で腰を軽く押して股関節の前側を伸ばしていきます。<回数:5~10呼吸>
2)うつ伏せで、つま先を立てる。
→次はつま先を立てたうつ伏せの姿勢を取ります。腕は体側に沿わせます。
姿勢がツラい場合、両手を重ねた上にあごを乗せる、もしくは額を床につけてもOK。
3)【息を吐きながら】かかとを外側に倒す~【息を吸いながら】かかとを元の位置に起こす。
→脚幅は変えず、「かかとを外側に倒す~もとの位置に起こす」の動きを繰り返します。
腰まわりは楽にしたまま、股関節を外側・内側へとまわす動きをおこないましょう。<回数:呼吸に合わせて10~15回>
ポイント
お尻の筋肉をほぐすことでも、股関節の動きはよくなります。
プロセス3では股関節まわりだけでなく、お尻の筋肉も動かすので、意識をしっかり向けながら効果的におこないましょう。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!