現代病とも言われるようになった「巻き肩」。パソコンやスマホを使う時間が長いと、猫背になって肩が前に出て姿勢が悪くなりがちですよね。
この状態が続くと肩こりや腰痛など身体の不調につながってしまいます。小まめに巻き肩予防になるストレッチやエクササイズで対策するのがおすすめです。
今回は3パターンの巻き肩解消エクササイズをご紹介します!
座ったままでOK!巻き肩解消エクササイズ
立っても座ってもできる簡単エクササイズ。仕事や家事の合間にやるのにぴったりです!
【1】楽な姿勢で座って手を後ろで組みます。息を吸いながら肩甲骨をギュッと寄せて腕を持ち上げます。余裕があればリズム良く10回ほど持ち上げます。
※腰が反りすぎないように下腹部を少し引き締め、胸を気持ちよく開きましょう。
【2】組んだ手をゆっくり開放して、手を前で組みなおします。息を吐きながら背中を丸めて肩甲骨を引き離します。
余裕があれば、1~2を3セットほど繰り返しましょう。
肩甲骨の動きをしっかり意識してやってみましょう。胸を開く動きなので、深い呼吸もしやすくなりますよ。
(参考:座ったまま簡単♪巻き肩改善に効く「肩甲骨エクササイズ」)
寝る前におすすめ!「キャットポーズ・ストレッチ」
夜寝る前に行うことで、肩だけでなく背中もしっかりほぐれるストレッチです。睡眠の質も上がりますよ。
【1】肘をついて四つ這いになり、両手を少し遠めに置いて体を支えます。
【2】そのまま少しづつ肘を伸ばし、背中を反らせて肩を伸ばしていきます。
【3】この姿勢で4~5回深呼吸します。
【4】1の姿勢に戻して、2~3セットを目安に行うのがおすすめです。
少し遠くに手を置くだけでも、肩回りの伸びを実感できますよ。
(参考:巻き肩・スマホ首を改善!代謝低下を防ぐ「キャットポーズ・ストレッチ」)
縮こまった胸の筋肉をしっかり伸ばすポーズ
巻き肩になる原因の1つ、小胸筋と大胸筋の緊張をほぐし、しっかり伸ばすポーズです。
呼吸を意識して丁寧に動いてみてくださいね。
【1】四つ這いになり、右手のひらを体の右側につき、指先は外に向ける。
【2】息を吸って、ゆっくりと吐きながら、右の肩とこめかみを床につける。
【3】左肘を起こして90°にし、左手のひらで床を押す。5呼吸キープします。
【3】肘を曲げている方の手で床を押しながらゆっくりと上体を起こして、元の姿勢に戻ります。左右反対も同様に行います。
(参考:テレワークで急増中!「巻き肩」を改善するヨガポーズ2つ)
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