おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。
SNSが普及した今、片づけや収納用品の情報などSNSから集める方も多いのではないでしょうか?
片づけのプロとして、たくさんの家を訪問していますが、SNSの情報を参考にしすぎて、片づけ苦手さんには向かない収納用品を選んでいる方がすごく多いです。
今回は、そんな片づけ苦手さんに向けて、おすすめできない収納用品とその理由について、実例とともに紹介しますね。
片づけ苦手さんは、隠すより「〇〇〇収納」がおすすめ!
【1】収納実例からわかること
これはある家の洗面台下収納の様子です。
片づけが苦手だというお客様宅の洗面台下収納を整えた結果、このような収納になりました。
続いてこちらは別のお客様宅の洗面台下収納です。
これらの実例に共通するのは。すべてを隠さない収納であるということ。
収納ケースを使ってものを分けていますが、どれも中身がわかるように仕舞っています。
【2】片づけ苦手さんが選びがちな収納用品
片づけを依頼される家でよく見る収納用品は、このような高さのあるファイルボックスです。
このようなファイルボックスを並べることで、真っ白な映える空間ができあがります。
しかし中身が見えない分、生活用品のストック管理が格段に難しくなるため、買い間違いや買いすぎの原因になってしまいます。
片づけ苦手さんはSNSの情報から、このような映えるための収納用品を選びがちですが、このような隠す収納用品を使いこなせるのはほんの一部の人のみ。
今まさに片づけに困ている方には向かないかもしれません。
【3】片づけ苦手さんに選んでほしい収納用品「背の低いもの」
では逆に、片づけ苦手さんにおすすめしたい収納用品とはどんなものでしょうか?
それは、このような中身がわかる収納用品です。
全てを隠せない分、美収納とは言えないかもしれませんが、こうして中身が見えるようにすることで、ものの種類とおおよその数を即座に把握できるのです。
ちなみに、わが家の収納もほとんどがこの方式で、頑張らなくても中身を把握できる空間づくりを意識しています。
背の低い収納用品を選ぶことで、何がどのくらいあるのかが一目でわかるようになります。
わかるようになれば、買いすぎも買い間違いも、各段に減りますよね。
美収納を目指せば、それだけ管理の手間が増えますが、わかりやすい収納に寄せていけば暮らしにもお財布にも優しい空間ができあがります。
片づけ苦手さんこそ、隠しすぎない見える収納用品選びを心がけてくださいね!
まとめ
今回は、片づけ苦手さんが収納用品を選ぶうえでの注意点について紹介しました。
SNSで気軽に情報を得ることはできますが、その情報が自分に適応できるとはかぎりません。
片づけ苦手さんこそ、映えよりもわかりやすさを優先させた収納用品を選んで、暮らしをラクにまわせるようにしていきましょう!
いつもご訪問いただきありがとうございます。片づけやすい環境づくりのことなど、Instagram(@iebiyori)のコメントでも質問をどうぞ!
☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!