おはようございます! 整理収納アドバイザーのサチです。
この連載では、1日を快適に過ごすための片づけ術やヒントをお届けしています。仕事や家事や育児の息抜きにいらしてくださいね!
12月に入り、本格的に寒くなってきましたね。
寒くなると散らかる原因の一つになるのが、アウターどこに置いておくか問題。
アウターをそのへんに置きっぱなしにすると、リビングは家族のアウターで溢れ、あっという間にごちゃついてしまいます。
今回は、かさばるアウターをすっきり収納するためのコツについて紹介していきます。
アウター置きっぱなしを防ぐには・・・
【1】帰宅動線上にアウターを掛ける
アウターはリビングに持ち込むと、そのへんに置きっぱなしになる確率があがります。逆に、リビングに入る前に収納場所をつくると置きっぱなしを防げますね。
帰宅後の動線に沿って、玄関やシューズクローク、リビングまでの廊下などに掛けられるような仕組みをつくるのがおすすめ。
画像はわが家の廊下の様子です。
帰宅後、この廊下を通りアウターをフックに掛けて、画像左側に見える洗面台で手を洗って、そのまま画像右側のリビングへ入る動線になっています。
帰宅後、スムーズにアウターを掛けられる場所があれば、リビングもごちゃつきませんよ。
【2】逃げ場所をつくる
帰宅後の動線上に収納場所をつくれない場合は、リビングとその周辺に逃げ場を確保しておくことがマスト!
リビングの壁などにフックを取り付けて、そこに掛けておくのもよいのですが、アウターが見えたままだと、ごちゃついて見えますよね。
そんなときは、リビングやダイニングの収納の中に掛けられる逃げ場をつくっておくのがおすすめです。
画像はわが家の押入れ収納の中身ですが、この押入れ、リビング&ダイニングの真横に位置しており、とてもアクセスのよい場所なのです。
大容量収納の押入れには、つい物をたくさん詰め込みたくなりますが、ここはぐっと我慢!
押入れ右上段をあえて空けておいて、帰宅後のアウター&バッグを逃がす場所にしました。
逃がす場所さえつくっておけば、ソファーやダイニングチェアへの置きっぱなしを防げます。
【3】便利アイテムで収納場所をつくる
間取りやスペースの関係上、どうしてもアウター収納場所を確保できないときは、便利アイテムを活用して、今ある空間に収納場所を新設しちゃいましょう!
ドアそのものを収納スペースにするアイテムを使えば、アウターやバッグなどを掛けられるようになります。
ハンガーポールスタンドなどを置くと、床スペースを占拠してしまいますが、これなら床を干渉することなくスマートに掛けられますよね。
動線やスペースに関係なく収納スペースを新設できるアイテム、ぜひさがしてみてくださいね。
リビングはくつろぐ場所です。
そのくつろぐ場所がアウター置きっぱなしで残念な景色にならないよう、この年末はアウターの逃げ場を確保しましょう!
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まとめ
今回はアウターの収納について紹介しました。
アウターは数は少なくても、そのサイズやカラーで存在感が大きく、リビングでのごちゃつきの素になりがち。大きなものだからこそ、きちんと逃げ場をつくってそこにおさまれば、リビングの景色は一気に変わります。
アウター収納の効果は絶大です。ご家族と話し合って、みんなが仕舞いやすい収納を考えてみてくださいね!
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