片づけが苦手でも「すっきりクローゼット」を保つポイント4つ

 

おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。

片づけだけは得意な私ですが、子どものお片づけには苦戦しています。
中学生と小学生の男子がいるわが家、彼ら自身の力で乱れない部屋を実現できるようあれこれ考えてきました。

その中で、「これは大成功だった!」と自信をもって言えるクローセット収納について、ぜひ共有させてくださいね。

片づけ苦手でも「すっきりクローゼット」を保つ4つのポイント

中2男子と小5男子の部屋には120cm幅のクローゼットがひとつだけ。そこに彼らの全衣類を収納しています。

片づけ苦手な男子ふたりの、決して広くはないクローゼットですが、整った状態を保てているのにはワケがあります。

それでは、早速見ていきましょう!

【1】ほぼ全部の衣類を見渡せる

片づけ苦手でもすっきりクローゼットを保つ4つのポイント

衣類のほとんどを掛ける収納にして、すべて一目で見渡せるようにしています。

衣類が増えがちなときは衣類が見えていないとき

「こんなにあるんだ!」「〇〇色の服はこのくらいあるな」と、手持ちの衣類の数とデザインを把握できていれば、服が足りないと嘆くこともなくなるし、何より毎朝の服選びに迷うこともありません。

【2】”たたむ”を無理強いしない

片づけ苦手でもすっきりクローゼットを保つ4つのポイント

衣類管理で一番個人差が出てくるのは、「たたむ」という行為ではないでしょうか?

きれいにたたまれた衣類が並ぶ姿はとても美しいですが、たたむことが苦手な人、そもそもたたむ必要性を感じない人もいます。
実は私もその一人で、たたむ必要性のある衣類だけたたむようにしています。

わが家の長男は画像の通り、体操服をたたんでいません。体操服コーナーに放り込まれているだけ。
それで本人が困っているわけではないし、決められた引き出しの中におさまっていればよしとしています。

【3】あえて出しっぱなしにする

靴下収納

これは中2男子と小5男子のリアルな靴下収納の様子です。

靴下のような毎日使うものは、あえて出しっぱなしにしておいて、出し入れのハードルをかぎりなく低くしています。
引き出しの開閉すら必要のない収納方法なので、片づけが苦手なわが家の息子たちでも楽勝!

【4】扉で隠さない

クローゼット扉無し

ご覧の通り、わが家ではクローゼットの扉を外しています。

探しているもの、着たい服、目的のアイテムに最短最速で届くようにしたいのなら、扉を撤去するのが断然おすすめ!
開閉という動作がなくなるだけで、疲れていてもクローゼット内に片づけられるようになります。

扉がないと埃が気になるかもしれませんが、埃がたまる暇もないくらい循環させられる数だけ服を持てば、埃問題も解決です。

ただ、扉はとても高価なもので、一度処分してからでは元に戻すのは難しいものです。
扉撤去を検討するなら、まずは今ある扉を開けっぱなしにして、扉のない暮らしをシミュレーションしてみてからでも遅くはないですよ。

まとめ

子どもの靴下収納

今日は、すっきりクローゼットを保つためのポイントを4つお伝えしました。

乱れないクローゼットにするには、難しい収納を排除していくことが大切です。
誰でも最後まで仕舞えるような収納にしておくと、服が出しっぱなしになっていたり、引き出しから溢れていたりするようなことは防げます。

乱れている場所こそ、難しい収納になっていないか、一度点検してみてくださいね。

☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

 

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ひと工夫で変わる。快適な毎日のため片づけ術

整理収納アドバイザーサチさんによる、1日を快適に過ごすための片づけレッスン♪
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整理収納アドバイザー サチ

3人の子どもを育てながら鹿児島から発信する片づけのプロ。個人宅での整理収納コンサルティングの他、セミナー講師、コラムニストとして活動中。

現場、セミナー、web上など、さまざまなフィールドから、もっと暮らしを整えたい方へ向けて、サポート&発信しています。ワニブックスより『片づけ日和』『50点家事 – めまぐるしい毎日でも暮らしが回る –』を出版。

blog : IEbiyori
Instagram : @iebiyori
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