おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。
新年度がもうすぐそこに迫っていますね。毎年、この時期によく聞かれるのが、新一年生の学校アイテムの片づけについて。
「ランドセル収納棚でおすすめはありますか?」
「制服をきちんと仕舞える収納にしたいです」
「教材の収納はどうすればいいですか?」
こんな感じで、新一年生の片づけについて問い合わせをいただく機会が増えてきます。
そこで、少しでも安心して小学校へ入学できるよう、新一年生の片づけで注意しておきたい収納ポイントについて紹介しますね。
新一年生の片づけで注意しておきたいポイント
【1】ランドセル収納は難しく考えずに「置くだけ」
よく質問いただくランドセル収納は、シンプルに置くだけがベスト!
教材を入れたランドセルは7kgくらいの重さになるそうです。
疲れて帰宅したあとに、お米袋をどこかに収納するのをイメージしてみてください。収納が複雑だと、お米袋をそのへんに置きっぱなしにしたくなりますよね。
毎日のことだから、疲れて帰ったあとでもできるレベルにしておくのがおすすめです。
【2】制服は床置きにしていなければ合格
制服は脱ぎっぱなしでなければOK…くらいの気持ちでいましょう。
たくさんの家に片づけ作業に伺っていますが、ハンガーに掛けて収納できる子どもは、私の体感だと今のところ0%。もちろん、わが家の子どもたちもハンガーに掛ける収納はできません。
幸い、子どもの制服は皺がつきにくい素材のものがほとんど。
カゴに投げ込む方式や、上の写真のようにフックに引っかけるだけ収納にして、床置きしないを目標にしてみてくださいね。
【3】教材収納のスペースはちょっとだけでいい
入学前のお子様をもつ方がよく心配されているのが教材収納ですが、実は、小学生の教材は驚くほど少ないのです。
例えば、2年生の教材は、上の写真の白点線で囲まれた部分におさまる程度で、「たったこれだけ?」と拍子抜けしてしまうほど!
ファイルボックスなどをたくさん準備する必要はありません。時間割をみながら翌日の準備をするときに、出し入れしやすい収納にしておくのがおすすめ。
複雑な収納にしても実行するのは最初だけで、なかなか続きませんよね。画像のようなファイルスタンドを置くだけのシンプル収納の方が、子どもにとっての片づけのハードルはぐんと下がります。
ちなみに、これはわが家の長男と次男が、5年生と2年生のときの学校用品収納の様子。
ランドセル、教材、制服、学用品のすべてがそろうこのスペースで、いつもウロウロしていましたよ。
置くか掛けるかだけのシンプル収納だから、毎日片づけを続けられています。
まとめ
今回は、新一年生の片づけで注意しておきたい収納ポイントについて紹介しました。
子どもたちは学校でたくさん頑張って、疲れた状態で帰ってきます。疲れたときでもなんとかできる収納をイメージして
入学の準備をすすめてくださいね。
片づけやすい環境づくりのことなど、Instagram(@iebiyori)のコメントでも質問をどうぞ!
☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!