おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回ほぐしていく体のパーツは、“首”。
パソコンやスマートフォンを使っているときや、読書のときのように長い時間下を向く・首を傾ける姿勢で過ごすことで、体重の10%(※)ほどある頭の重さが首の細い筋肉にかかってきます。
※ 体重50kgの方だと、頭の重さは約5kg。
<首こりの症状>
- 首や肩に痛み、凝りを感じる
- 首が痛くて回せない
- 首が痛くて横に倒せない
みなさん、こんな症状に心当たりはありませんか?
ここからは、首こりに悩んでいる方におすすめのストレッチを3つご紹介していきます!
【片側3分】ガチガチな首の筋肉を緩めるストレッチ3つ
1)あぐらの姿勢で座る。
※ 骨盤を立て、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せます。手の指先は体の横、あごを軽く引きましょう。
2)【息を吐きながら】頭を右に倒す。
※ 首の左側~肩にかけて気持ちよく伸びる角度でキープしましょう(痛みがある場合は、角度を緩めて!)。あごを上に向けたり、下に引いたりしてもOK。呼吸を5回ほど繰り返します。
3)左手のひらで、左側頭部を押す。
※ 左手のひらを左側頭部に添えたら、矢印の方向(右)にグッと押します。このとき、頭や首は体の中心をキープ。押す力に対して、反発する力を入れて5呼吸繰り返します。
4)右手を後頭部に添える。
※ 右ひじが前に閉じてこないように、うしろに引いて胸を開きましょう。
5)【息を吐きながら】頭を右に倒す。
※ 右手の重さを使って頭を倒します。ここでもあごを上に向けたり、下に引いたりして左の首筋が心地よく伸びるところを見つけましょう。呼吸を5回ほど繰り返したら、反対側も1~5の流れでストレッチします。
ポイント
- (3)で筋肉を緊張させたことで、(5)のストレッチではフワーッと筋肉が緩みやすくなります。
ここではあぐらの姿勢でストレッチをしていきましたが、起床後のベッドの上や椅子に座りながらおこなってもOKです。またデスクワークの最中であれば、首をグルグルと回すだけでも筋肉の緊張が緩んだり、血流が改善されたりするのでぜひ試してみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!