おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、つらい“腰痛”。
12月は、年末年始に向けてやることがたくさん。仕事を納めるためにラストスパートをかけたり、大掃除をしたり、年賀状の準備やお歳暮の手配、諸々の買いだしなどに追われている方も多いのではないでしょうか。
なかには、長時間座っておこなう作業もあれば、立っておこなう作業もあるでしょう。すると、腰がズキンと痛んだり、だる重く感じたり…。
腰痛は同じ姿勢が長く続くことで腰周辺の筋肉が固まり、血流が低下することで起こります(筋肉に限定した痛み)。そのため、腰のまわりを動かしたり、ストレッチをしたりしてあげることがとても大事になってくるのです。
ここからは、忙しい合間をぬって、サクッと簡単におこなえるストレッチを2つご紹介。
それでは早速、始めていきましょう!
腰痛が悪化しやすい師走、サクッとできるストレッチ2つ
ストレッチ(1)
1)あぐらの姿勢で座る。
※ 骨盤を立て、左右の座骨(お尻の尖った骨)に均等に体重を乗せます。首・肩の力は抜いて、背筋はスッと伸ばしておきましょう。
2)【息を吐きながら】上体を前に倒し、90秒以上キープ
※ 前屈の角度は無理に深めないように! 骨盤を固定した状態で、背中~腰を丸めてリラックスしましょう。
ストレッチ(2)
1)仰向けになる。ひざを曲げて、太ももをお腹に引き寄せる。
※ 背中~腰を床につけて、手でひざを抱えます。
2)【息を吐きながら】上体を起こし、額とひざを近づけて呼吸を5回×3セット
※ ヘソを中心に体を丸めるようなイメージで、姿勢をキープします。
***
腰痛は、作業中や作業後に感じることが多いのですが、布団の中で同じ姿勢が長時間続いた起床後に感じることもあるでしょう。
腰の痛みが悪化したり、慢性化したりすると日常生活にも支障をきたしてつらいですよね。そうなる前に、ストレッチをおこなうことをオススメします。
腰の痛み・違和感が気になる朝や夜などに、試してみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!